音楽雑誌「MUSICA」の編集部が21日、公式X(旧ツイッター)アカウントを更新。同誌最新刊の2025年6月15日発売号が転売されている事実などを受けて、「異例」の声明と対応を発表した。
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公式Xでは「MUSICA7月号(6月15日発売号)に関するお知らせ」と題して文書を公開。「すでに出版元である弊社の在庫は放出し尽くし、書店さんにおかれましても完売店が多く出ております」とし、「それに伴い、現在、フリマサイトなどで高額転売が行われている状況がございます」と知らせた。同号ではシンガーソングライターの藤井風が表紙を飾りインタビューが掲載。中面でもボーイズグループ「BE:FIRST」やロックバンド「Official髭男dism」の特集が組まれていることもあり、多く音楽ファンが買い求めている状態にあった。
これらの状況を受け、同誌編集部は「この状況を鑑みて、重版することを決めました」と異例の対応を発表。重版分の販売時期や方法については「追ってこちらのXの編集部アカウントならびに弊誌公式サイトにてお知らせいたします」とし、「重版出来ましたら定価900円で販売いたしますのでそちらをお待ちいただき、高額転売品はお買い求めにならないよう、ご協力いただけますと嬉しく思います」と呼びかけた。
この発表にファンやネット上も歓喜。「重版待ってました まだ手元にない方々に届いて欲しいです」「紙媒体である雑誌が売れない今、重版なんて凄い」「手にしたい方々、嬉しいでしょうね」「出版社の光や」と喜びの声や、「メルカリで売るために何冊も買ってるのか。。ほんと、やめて欲しいわ」「もう手に入らないかと思ってた」と転売への怒りの声が寄せられていた。
(よろず~ニュース編集部)
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