「ながら運転」厳罰化、懲役刑も 改正道交法施行

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 スマートフォンなどを使用しながら車を走行させる「ながら運転」について、違反点数と反則金を引き上げ、懲役刑も重くするなど厳罰化した改正道交法が1日、施行された。スマホを操作しながら運転した車による死亡事故が相次ぎ、遺族らが罰則強化を求めていた。

 運転中の携帯電話での通話や、画面を注視する違反「携帯電話使用等(保持)」の点数をこれまでの1点から3点に、通話や注視により交通の危険を生じさせる違反「携帯電話使用等(交通の危険)」を2点から免許停止となる6点にした。「保持」の反則金は、「大型車」は7000円から2万5000円に、「普通車」は6000円から1万8000円に変更。新たに懲役刑を加え、違反を繰り返すと「6月以下の懲役または10万円以下の罰金」の罰則が適用される可能性がある。

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