クリニック開業3年目に「水害で壊滅状態」になった医師が“学んだこと”――「ポジティブな言葉が人を健康にする」の意味とは


■否定的な言葉は身体を弱くする

 皆さんは日頃から健康を保つ努力をしていらっしゃると思います。

 できるだけ身体を動かしたり、食べるものに気を配ったり、サプリメントを飲んだり。きっと人それぞれの健康法があることでしょう。それらにぜひ加えてほしい健康法がもう1つあります。

 それは「自分自身に対して否定的な言葉を使わない」ことです。

 ネガティブな言葉を使い続けると、次のような変化が起こり、体調に影響することがあります。

 ●ストレスホルモンの増加

 コルチゾールが増加すると自律神経が乱れ、交感神経が興奮状態になります。交感神経とは、いわば「闘争」の時に活発になる神経で、交感神経が優位になると、気が立ってイライラするようになります。

 ●自己肯定感の低下

 否定的な言葉を繰り返すことによって「自分はダメな人間だ」という自己暗示にかかり、自己肯定感が下がります。自己肯定感の低下は不安障害やうつ状態など精神面の悪化に繋がります。

 ●思い込みによる行動の制限

 「どうせできない」「自分はダメだ」などと、否定的な言葉を自分に向かって言い続けると、その気持ちが自分の中でどんどん膨れ上がってしまいます。



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