『あな奪』第10話あらすじ 美海、衝撃の事実に動揺…旭も狼狽、望月は誰に電話?

俳優・北川景子が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』の第10話が、本日23日に放送されます。11年間の母の復讐と親子愛を描く壮大な物語は、ついにクライマックスを迎えます。食品事故で娘を失った母・中越紘海が、事故を起こした惣菜店社長・結城旭の娘・萌子を誘拐したことから始まった二人の運命。時を経て、美海として育った萌子が中学生になり、紘海が旭の会社に入社。共に働く中で、紘海は旭が単なる悪人ではないと知り、旭の贖罪の気持ちに触れます。しかし、ついに紘海の正体が旭に明かされてしまいました。

前回(第9話)の振り返り

第9話では、紘海が被害者遺族「皆川灯の母」として結城家を訪問し、旭が11年前の事故の真相を告白しました。一方、紘海の娘・美海にもその素性に関する調査が及び、物語のラストでは美海自身が何かを悟る様子が描かれました。衝撃的な真実が次々と明らかになり、登場人物たちの運命が大きく動き出した回となりました。

第10話あらすじの詳細

望月と出会ったことがきっかけで、美海は自分が紘海と血がつながっていないだけでなく、親元から誘拐された子だという衝撃的な事実を知ってしまい、激しく動揺します。

一方、紘海の過去の罪を知ってしまった望月は、11年もの間自分を騙していた旭に対する怒りと失望から、なかなか真実を伝えられずにいました。しかし、旭に隠し通せるはずもなく、ついに美海こそが萌子であることを打ち明けます。

信頼していた紘海が誘拐犯だったという、信じがたい事実に直面した旭は、すぐには受け入れられず、狼狽(うろたえ)します。

望月は、そんな旭を落ち着かせようと、萌子が現在は幸せに暮らしていることを伝えます。しかし、一刻も早く生きている娘の姿をこの目で見たいという旭に、その言葉は届きません。旭は望月の制止を振り切ってその場を飛び出していきました。それを見送った望月は、ある人物に電話をかけます。この電話の相手が誰なのか、そして何を依頼するのかが注目されます。

その頃、紘海と美海は、真実が露呈したことから逃れるようにアパートを出て、美海の誕生日に一緒に行く約束をしていた長野の姨捨へ向かうことを決めます。念願だった旅行に行けることに美海は期待を膨らませて笑顔を見せますが、紘海のそばを離れた瞬間、その顔には不安の色がよぎります。紘海もまた、美海と一緒に過ごせる時間が残りわずかであり、自らの罪を償うべき時がすぐそこまで迫っていることを深く理解していました。親子それぞれの複雑な感情が交錯する中、二人が姨捨に到着しようとしたその時、そこに旭が現れました。

「あなたを奪ったその日から」第10話より、主人公・中越紘海(北川景子)の場面写真「あなたを奪ったその日から」第10話より、主人公・中越紘海(北川景子)の場面写真

結末は?

ついに再会を果たした紘海、美海(萌子)、そして旭。11年間の愛憎と復讐の果てに、三人を待ち受ける結末とは一体何なのでしょうか。美海の動揺、旭の狼狽、そして望月の謎めいた電話。それぞれの思惑が交錯する第10話は、物語の核心に迫る重要な回となりそうです。

参考:https://news.yahoo.co.jp/articles/eddf2ea0264b940c3e5d953dc1836d59707764ea