ディーン・フジオカ、国際別居婚に終止符:離婚の背景と家族への誓い

俳優のディーン・フジオカ(45)が10月18日、2歳年上の中国系インドネシア人の妻との離婚を発表しました。2012年に結婚し、2014年には男女の二卵性双生児、2017年には第3子を授かるなど、12年にわたる国際結婚生活に終止符が打たれた形です。長年、東京とジャカルタを拠点とする別居婚を続けていた夫妻の選択は、多くの人々の関心を集めています。

12年の国際結婚に幕:ディーン・フジオカ、離婚を発表

ディーン・フジオカ氏の妻はインドネシアの資産家一族のご令嬢であり、結婚当初は現地で「逆玉の輿」と報じられるほどでした。香港でのスカウトを機にモデル活動を開始し、日本での活動が本格化したのは結婚後であり、妻の精神的な支えが大きかったと音楽関係者は語ります。2016年のバラエティ番組では、妻を「ジャカルタの虎」と表現し、「厳しいときは厳しく、根本はすごく愛のあふれる実行力ある人」と紹介していました。

ディーン・フジオカ氏の真剣な表情ディーン・フジオカ氏の真剣な表情

別居婚の葛藤とすれ違う家族の願い

長らくジャカルタで暮らす妻と子供たち、そして多忙なディーン氏の別居婚生活は、近年、限界を迎えつつあったようです。制作関係者によると、子煩悩なディーン氏はビデオ通話で常に子供たちへの愛を伝えていたといいます。しかし、日本での仕事が絶えない彼は、家族を日本に呼び寄せて一緒に住むことを願っていました。一方で、妻は母国愛が強く、日本語が話せないこともあり、「妻が日本に一時的に来てくれても、住むというのは難しい」とディーン氏が漏らすこともあったと音楽関係者は明かします。夫妻の知人は、妻が日本で「ディーンの妻」として注目され、自由な生活ができなくなることを懸念していたと語っています。

2022年11月にカイロプラクティックから出てくるディーン・フジオカ氏2022年11月にカイロプラクティックから出てくるディーン・フジオカ氏

父としての変わらぬ愛情:子供たちへの「タイムカプセル」

今回の離婚の背景には、子供たちの進学先としてインドネシアや日本以外の国も候補にするなど、子育てに対する考え方の違いもあったと、音楽関係者は指摘します。しかし、ディーン氏の離婚発表の文面には「今後も私たちは、かけがえの無い子どもたちの成長と幸せのために、父母として力を合わせて歩んでまいります」という強い決意が記されていました。彼は以前、ラジオ番組で自身の仕事を「どの仕事もタイムカプセルを作っている気持ち」だと語っており、「子供が大きくなったとき『不在の父親が何をしていたのか確認できる作品』だと意識して全力で取り組むようにしている」と知人は伝えています。一家そろっての生活は叶わなかったものの、ディーン・フジオカ氏が父親として子供たちに変わらぬ深い愛情を注ぎ続けることは明らかです。

参考文献

  • 女性自身「ディーン・フジオカ“ジャカルタの虎”妻と離婚! 別居婚の先にあった“子育て観の違い”」(2025年11月11日・11月18日合併号)
  • Yahoo!ニュース (記事元リンクより)