蒼井優「しゃべくり007」初登場で涙腺崩壊 「フラガール」共演ダンサーとの再会に号泣

女優の蒼井優さん(39)が6月23日に放送された日本テレビ系「しゃべくり007」(月曜午後9時)に初出演し、映画「フラガール」で共演したダンサーとの久しぶりの再会にスタジオで号泣しました。

18年越しのサプライズ再会に感極まる

番組では、2006年公開の主演映画「フラガール」で共にダンスチームのメンバーを演じたダンサーたちがサプライズで登場。まず、ダンサーの神山愛子役を演じた浅川ちひろさんが、名前を伏せたクイズ形式で登場しました。蒼井さんはノーヒントで正解し、「ちぃ姉」と呼んでいた浅川さんについて「本当にしっかりしていて、いろんな10代~30代の女の子たちが集まってフラダンスの練習してたんですけど、いつも明るくみんなを励ましてくれた。みんなの頼れるお姉さんでした」と当時を振り返りました。

女優・蒼井優のポートレート写真。しゃべくり007出演時のイメージ。女優・蒼井優のポートレート写真。しゃべくり007出演時のイメージ。

映画「フラガール」は、スパリゾートハワイアンズ(当時:常磐ハワイアンセンター)誕生の実話に基づいた物語で、公開当時、蒼井さんは20歳でした。この作品は第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞するなど高く評価されています。浅川さんによると、当時のダンスチームには年上のメンバーが3人おり、浅川さんが「ちぃ姉」、山縣栄順さんが「じゅん姉」、内田晴子さんが「はる姉」と呼ばれていたそうです。映画では18人のダンスチームが結成され、蒼井さんはそのリーダー的な役割を務めましたが、全員がダンス未経験で撮影期間はわずか2カ月という過酷な状況でした。

壮絶な稽古の日々と支え合った仲間たち

浅川さんは、当時の蒼井さんの壮絶な努力について語りました。「プレッシャーの中ですごい戦っていて、優ちゃんが点滴をしながら稽古していたんです」。精神的にも肉体的にも追い詰められていた蒼井さんは、先生役の松雪泰子さんの素晴らしい踊りを見て「こんなにきれいに踊れない、どうしよう」と悩んでいたといいます。浅川さんはそんな蒼井さんの姿を「大変だなって思いながら見ていた」と明かしました。

女優・蒼井優と夫の山里亮太氏が並ぶ様子。女優・蒼井優と夫の山里亮太氏が並ぶ様子。

仲間たちのフラダンスに涙が止まらず

浅川さんがスタジオでフラダンスを披露する段になると、予期せぬサプライズが待っていました。ADからのカンペで指示が入った後、スタジオ裏に隠れていた山縣さんと内田さんが突然現れ、ダンスをしながら登場したのです。この瞬間、蒼井さんは天を仰ぎ、こらえきれない大粒の涙を流して両手で顔を覆いました。

椅子に座ったまま、目の前で踊る3人の動きに合わせて同じ手振りをする蒼井さん。ダンスが終了すると、椅子から立ち上がり、次々と旧友たちと抱き合いました。再び号泣しながら「みんなで同窓会できたらいいね。本当にありがとう」と感謝の気持ちを伝え、18年越しの感動的な再会を噛みしめている様子でした。

まとめ

女優の蒼井優さんが「しゃべくり007」に初出演し、映画「フラガール」で苦楽を共にした元共演者のサプライズ登場に号泣しました。特に、当時の過酷なダンス稽古を支え合った仲間たちとの再会は、蒼井さんにとって計り知れない感動を与えたようです。この再会は、作品を共に作り上げた絆の深さを改めて感じさせる一幕となりました。