トランプ氏は会談中、リベリアのジョセフ・ボアカイ大統領に対し「英語が上手ですね」と発言し、こう続けました。
「本当にきれいな英語。いったいどこで学んだんですか?」
「いったいどこで教育を受けたの?リベリア?」
ボアカイ氏は「はい、そうです」という返答。
トランプ氏は「興味深いですね。この会議室の中には、こんなに英語が上手に話せない人もいる」と締めくくりました。
しかし、リベリアでは英語が公用語とされているため、トランプ氏の発言には強い批判が集まっています。
この無意識の行動や言葉に何気なく表れる差別や偏見である「マイクロアグレッション」。英語圏出身の人に対して「英語が上手いですね」と声をかけるのも、マイクロアグレッションの一例です。
トランプ氏の発言に対して、ネットでは「どうしてこんな無神経な質問ができるのか」「英語を公用語とするアフリカ諸国は多く存在する」といった批判が寄せられました。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:高橋雨川
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