人気グループTOKIOが解散を発表 国分太一活動休止受け

人気グループ「TOKIO」が25日、公式サイトでグループの解散を発表しました。メンバーの国分太一(50)がコンプライアンス違反により無期限の活動休止となった直後の突然の発表に、インターネット上では驚きや惜しむ声が広がっています。

「TOKIO」「鉄腕ダッシュ」といった関連ワードが次々とトレンド入りする中、熱心なファンならではの独特なワードもトレンド入りし話題を集めました。

株式会社TOKIO公式サイトより引用された解散発表を示す画像株式会社TOKIO公式サイトより引用された解散発表を示す画像

公式サイトでの発表内容

株式会社TOKIOの公式サイトに掲載された発表文では、国分のコンプライアンス違反について「大変重く受け止めております」と改めて謝罪の意を示しました。その上で、「メンバーでお互いの意思を確認し合い、このような状態になった以上、グループ『TOKIO』として活動して皆様から再び信頼をいただき、応援いただくことは難しいと判断したため、ここでグループとしての活動に区切りをつけることといたしました」と、解散に至った経緯を説明しています。

解散発表の背景

国分太一氏による複数のコンプライアンス上の問題行為が確認されたことを受け、TOKIOの冠番組である人気バラエティー番組「ザ!鉄腕!DASH‼」への出演見合わせ、事実上の降板が決まったのが今月20日のことでした。同時に国分氏は無期限の活動休止に入ることとなり、グループの今後の活動について様々な憶測が飛び交う中で、今回の解散が電撃的に発表されました。

ネット上の反応とトレンドワード

解散発表を受け、X(旧ツイッター)では「TOKIO」「松岡くん」「長瀬くん」「ジャニーズ」「LOVE YOU ONLY」といったグループやメンバー、関連するワードが瞬く間にトレンド入りしました。これは、長年にわたり多くの人々に愛されてきたTOKIOの存在の大きさを物語っています。

ファン騒然の「あややとぅー」がトレンド入り

そのような状況の中、ファンであればすぐにピンとくる「あややとぅー」というワードも異例のトレンド入りを果たしました。「あややとぅー」とは、TOKIOの代表曲の一つである「AMBITIOUS JAPAN!」の中で、リーダー城島茂氏が歌うサビ前のコーラス「I get a true love」が、独特な節回しで「あややとぅーやー」と聴こえるとして、ファンの間で親しまれてきた表現です。過去にはメンバーの松岡昌宏氏がこのフレーズに言及し、ネット上で大きな話題となったこともあります。

Xには、「生あややとぅーやー、もう聞けないのかと思うと寂しい」「おれたちのTOKIOを呼び覚ます魔法の呪文『あややとぅーやー』お願いだ、復活してくれ、、!!」といった惜しむ声や、解散しても「城島リーダー茂のあややとぅーやーは永遠に不滅です」と称賛する声、さらに「再結成した時にまたリーダーのあややとぅーやー聞けることを楽しみにしてる」と将来の復活に期待を寄せるコメントなどが多数投稿されました。城島氏の当該歌唱シーンの動画も数多く共有されています。

一方で、この「あややとぅー」というワードがトレンド入りしたこと自体に対する反応も多く、「ごめん、あややとぅーのトレンド入りに笑ってしまった。(TOKIOファンです)」「私以外にもこんなにあややとぅーやーマニアがいる事実に驚愕してるよ」といった、驚きや面白さを表現する書き込みも見られ、ファンコミュニティならではの盛り上がりを見せました。

結論

人気グループTOKIOの突然の解散は、メンバー国分太一氏のコンプライアンス違反による活動休止という厳しい状況判断の結果であり、長年のファンに大きな衝撃を与えています。公式発表への真摯な反応と共に、「あややとぅー」のようなユニークなファンカルチャーがトレンド入りする現象は、TOKIOがいかに特別な存在であったかを改めて示しています。グループとしての活動に終止符が打たれましたが、彼らが残した音楽や記憶は多くの人々の心に残り続けるでしょう。

出典: 中日スポーツ