国民民主党の玉木雄一郎代表は25日、X(ツイッター)で、前日の外国人特派員協会の記者会見で、同党の政策が「女性にとって理解するのは難しい」との趣旨の英語の発言をしたことについて「英語が未熟で拙い表現だった。女性蔑視をするつもりはなかった」と陳謝した。交流サイト(SNS)で「女性蔑視だ」などと批判が出ていた。
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玉木氏は会見で、同党への女性支持率が低い理由を問われた際に、英語で「なんででしょうね」と回答。その上で「私たちの政策は男性だけでなく女性にとっても良いことだが、女性にとって理解するのは非常に難しい」と発言した。
玉木氏はXで「(政策が)女性に届いていない実情があり、それについて難しさを感じていると伝えたかった」と説明。「女性に支持が広がっていないのは、政策を伝え切れていない私たちの問題だ。本当に申し訳ございません」と投稿した。
毎日新聞の世論調査では昨年11月以降、国民民主への女性の支持が男性の支持よりも一貫して低く、男女の隔たりが目立っている。【遠藤修平】