森山自民幹事長「参院選、相当頑張らねば」にネット猛反発…相次ぐ不人気政策と都議選惨敗で「時すでに遅し」「辞職を」の声

自民党の森山裕幹事長(80)は26日、報道各社のインタビューに応じ、7月に行われる参院選について、非改選を含めた与党の過半数維持を目標としつつ、「相当頑張らないといけない」と危機感を表明しました。この発言が報じられると、ネット上では「気付くのが遅い」「今さら何に頑張るのか」といった怒りや呆れの声が殺到しています。

参院選目標と責任論

参院選では補欠含め計125議席が争われます。与党の非改選議席は計75のため、目標達成には公明党と合わせ50議席の獲得が必要です。森山幹事長は、目標を下回った場合の責任について「勝敗ラインを下回らないよう努力する。何も考えていない」と述べ、明言を避けました。

参院選についてインタビューに応じる自民党の森山裕幹事長参院選についてインタビューに応じる自民党の森山裕幹事長

危機感の背景:相次ぐ不人気政策と都議選惨敗

このような状況の背景には、先の森山幹事長による消費税減税否定発言に加え、ガソリン減税見送りや企業・団体献金改革の先送り、国民への2万円現金給付など、国民の反発が強い政策が続いており、最近の東京都議選での自民党の惨敗も影響しているとみられます。

ネット上の厳しい反応:「今さら」「遅い」の声

こうした森山氏の「危機感」表明に対し、X(旧ツイッター)では多くの反応が寄せられ、「今さらなんだ」「時すでに遅しだよ」といった呆れ声や、「おまえらの政策結果だよ」「頑張るべきは選挙じゃなくて政策だった」「国民の選択に危機なんて言葉を使うんじゃねーよ」といった政策そのものへの批判が見られました。

森山幹事長個人への批判

さらに、「頑張らないといけない」との発言内容そのものに対し、「選挙前だけ頑張るのか」といった反発や、「与党で議席が過半数割れになるよう投票頑張る」という有権者の声も上がっています。森山幹事長個人に対しても、「自ら減税しないって言ったんだから大敗したら辞職すればいい」「自分で招いた種」「80超えの老人が幹事長なのが1番危機感」「自分にはとことん甘い設定で辞める気なし」など、厳しい批判が寄せられています。

森山幹事長の発言とそれに寄せられた厳しい意見は、自民党が参院選を前に直面する国民からの強い不信と不満を如実に示しています。「相当頑張らねば」という言葉が、有権者に響くかは不透明です。

出典:
中日スポーツ (Yahoo!ニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/bfeea60fdd49f6a23605a99dab18519abdc98907