千葉県警などは２６日、詐欺の疑いで俳優の宮島三郎容疑者（４３）を逮捕しました。「毎月５０万円支給される」などと騙し電子マネーを詐取した疑いです。知名度はそれほど高くない彼ですが、逮捕を受けてネット検索する人が続出。裏社会を描いた作品への多数の出演歴が明らかになり、「映画だけじゃなくてホンモノやないかい」「悪は役だけにしておけば良かったのに」など、演じた役柄と実際の容疑との関連性に注目が集まっています。
俳優・宮島三郎容疑者の逮捕に関する報道で使用された顔写真
逮捕容疑と手口の詳細
共同通信など複数の報道によると、宮島容疑者は２０２４年１０月頃、福井県に住む５０歳代の女性に対し、ショートメッセージ（ＳＭＳ）を送信。メッセージ内で「毎月５０万円が支給される」などと虚偽の情報を示し、４万円分のプリペイドカード式電子マネーの購入を促しました。女性が購入した電子マネーのコードを、容疑者らが管理するウェブサイトに入力させた疑いが持たれています。宮島容疑者は、この特殊詐欺グループにおいて、電子マネーのコードを管理する役割を担っていたとみられています。
俳優としての経歴と出演作品
宮島容疑者のＳＮＳなどによれば、彼はこれまで数々の作品に出演しています。中でも注目されているのが、裏社会や犯罪をテーマにした作品群です。過去には人気映画「闇金ウシジマくん Part2」や「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」に出演。直近では、闇バイトを題材にしたネット配信ショートドラマ「トクリュウ―闇バイトの罠」や、任俠ビデオ作品「CONNECT 覇者への道」への出演を告知しており、特に後者については「鬼の所業をぜひ、夜露死苦お願いします」と投稿していました。
ネット上での大きな反響
今回の逮捕報道を受け、多くの人が「宮島三郎とは誰か？」と彼の経歴を検索しました。その結果、演じてきた役柄と今回の詐欺容疑との間に奇妙な一致が見られることが明らかになり、Ｘ（旧ツイッター）を中心に様々な声が上がっています。「役柄のイメージそのまんまじゃん！」「本物じゃねーか」「おーいろいろとリアルやん」といった、その「リアルさ」を指摘するコメントや、「wｉｋｉｐｅｄｉａを見たら最新の出演作が『トクリュウ』って」「まんまじゃねーか」「本職が演じていた」など、出演作との関連性に驚く投稿が多く見られます。
俳優・宮島三郎容疑者の詐欺容疑での逮捕は、彼の過去の出演作品、特に裏社会をテーマにした役柄との奇妙な符合から、インターネット上で大きな話題となっています。事件の詳細に加え、演者としての経歴が皮肉な形で注目される事態となっています。
出典: https://news.yahoo.co.jp/articles/6346c6d5ac21050bb055d13c3c4f5ead89c4e308
