お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳(あつし)さん(45)が2日、自身のツイッターを更新し、反社会的勢力が主催する会合に、所属する吉本興業を通さずに出席する「闇営業」を行ったとして、同社から謹慎処分を受けている相方の田村亮(47)さんと新会社を設立したと発表した。
会社は、亮さんが芸能活動再開を許されたときのためのものだとし、吉本興業から独立する目的ではないと説明している。
投稿で淳さんは「この度、活動自粛中である田村亮と私、田村淳で株式会社LONDONBOOTSという会社を設立致しました」と報告。淳さんが代表取締役として運営するという。
約5年前に振り込め詐欺グループの会合で営業した問題をめぐり、亮さんは当初、報酬の受け取りを否定したが、後に50万円を受け取っていたことが判明。今年6月、吉本興業から当面謹慎の処分を受けた。
淳さんは闇営業問題について謝罪し、「復帰の話などは時期尚早だと思いますが」と断ったうえで、「今後の人生で再び芸能活動をしたいという本人の意思を受けて、2人で会社を作ることになりました」と経緯を記した。
新会社については、「いつの日か芸能活動の再開が許された時にはじめて動き出す会社です」とし、さらに「吉本興業から独立する為の会社ではなく、田村亮と吉本興業を繋(つな)ぐための会社です」と説明している。