ABEMAのバラエティ番組『チャンスの時間』で「母さんの前歯を入れるために芸能界で売れたい」という衝撃的なエピソードを語り、大きな注目を集めているグラビアアイドルの藤原ちのさん。清楚な外見とは裏腹に、過去の壮絶な半生や芸能界へ足を踏み入れた意外なきっかけが話題を呼んでいます。かつて極度の人見知りだったという彼女が、なぜグラビアの世界へ飛び込んだのか、その知られざる道のりに迫ります。
『チャンスの時間』出演とその反響
『チャンスの時間』出演後、藤原さんの元には大きな反響が寄せられています。本人は「すごく緊張しました」と語る一方で、取材依頼やラジオ出演のオファーが舞い込み始めたといいます。特にInstagramではフォロワーが約1,000人増加するなど、若い世代を中心に認知度が向上。番組内で縄跳びが苦手な様子を見せたことから、著名な整体YouTuberからの出演打診もあったというユニークなエピソードも明かされました。今回の番組出演が、彼女にとって新たな扉を開く大きな転機となったことがうかがえます。
グラビアアイドル藤原ちのさんのポートレート 『チャンスの時間』出演時の話題
番組出演までの意外な経緯
そもそも、どのようにして人気番組である『チャンスの時間』への出演が決まったのでしょうか。藤原さんによると、当初は「形式上のオーディションだから、何も気にせず好きにやっていい」と事務所から伝えられていたそうです。この言葉を真に受けた藤原さんは、特技披露として水を頭からかぶるなど、かなり大胆なパフォーマンスを披露。床を水浸しにしてしまったほどだといいます。「受かっていると思っていた」からこそできた行動でしたが、事務所に戻ってからそれが事実上のオーディションだったと知らされ、非常に驚いたとのこと。結果として、その破天荒さが千鳥の二人を含め制作陣に面白がられ、出演に至った流れを明かしました。
「母の歯」がグラビア復帰の原動力に
そして番組で最も大きな話題となったのが、「お母さんの歯」のエピソードです。これは、藤原さんがグラビア活動を始める大きなきっかけの一つになったといいます。彼女は以前アイドルとして活動していましたが、コロナ禍で約3年間芸能活動を休止し、普通にアルバイトをしていました。その後、舞台で活動を再開した頃、お母さんの歯が抜け始めてしまった現実を目の当たりにします。この状況が、「母さんの前歯を入れるために売れたい」という切実な強い思いに繋がり、再び芸能界、そしてグラビアの世界へと進む原動力となったのです。
このように、藤原ちのさんの芸能活動は、一般的には考えられないような切実でユニークな動機に支えられています。極度の人見知りという過去を持ちながらも、家族のためという強い思いが彼女を再び表舞台へと押し出したのです。彼女の今後の活躍とその背景にある物語から、目が離せません。(※この記事はインタビュー前編の内容に基づいています)