お笑いトリオ「パンサー」の尾形貴弘さん(48)が6月30日に放送された日本テレビ系「しゃべくり007」に出演し、家庭での意外な一面が明らかになりました。テレビで見せるエネルギッシュなキャラクターとは異なる「静か」な素顔について、同番組に登場した愛娘のさくらさんが率直に語り、共演者を驚かせました。
テレビで見せない「静かな父」
番組には尾形さんと娘のさくらさんが揃って出演。MCの上田晋也さんがさくらさんに対し「お父さん、家で面白いことやってくれるでしょ?」と尋ねると、さくらさんは「してくれない。(家では)静か」と即答。この証言は、テレビでの「サンキュー!」などの明るいイメージとはかけ離れており、スタジオからは驚きの声が上がりました。上田さんがさらに「あれ、うそだったの?」と問いかけると、さくらさんは「ずっとテレビ見てる」と続け、家での尾形さんがテレビを見ている時間が多いことを明かしました。
パンサー尾形、テレビで見せない素顔とは?
素顔の裏にある「ローンの現実」
共演者から「なんでそんなに暗いの?」と追及された尾形さんは、険しい表情を見せながら「やっぱローンですよ」とリアルな悩みを告白しました。この背景には、今年2月に念願の新居を購入したことがあります。妻のあいさんのブログや、尾形さん自身のルームツアー動画でその広々とした様子が公開され、ファンからも注目を集めていました。
旧宅売却と団信への切実な思い
しかし、新居購入の裏側には現実的な金銭面の苦労があるようです。尾形さんは「前の家がまだ売れてなくて…団信(団体信用生命保険)が3カ月後から始まるんです。この3カ月は絶対に死ねない。だから今、体力を…(温存してる)」と、冗談めかしつつも切実な状況を明かしました。旧宅が売却できていない状況で、新たな住宅ローンとそれに伴う団信の開始が迫っていることが、テレビで見せる姿とは異なる家庭での「静かさ」や「体力温存」に繋がっていると語り、スタジオの笑いを誘いながらも共感を呼びました。
まとめ
パンサー尾形さんが「しゃべくり007」で披露した、娘による「家では静か」という証言は、多くの人が持つテレビ上のイメージとの大きなギャップを示しました。その意外な素顔の背景には、新居購入に伴う住宅ローンや旧宅の売却問題といった現実的な金銭的な悩みがあり、特に団体信用生命保険の開始を前にした「絶対に死ねない」という発言は、多くの視聴者にとって身近で切実な問題として響いたようです。タレントとしての明るさと、一人の家計を支える父としての苦悩が垣間見える一幕となりました。
出典:
- 日本テレビ系「しゃべくり007」(2024年6月30日放送)
- スポニチアネックス / Yahoo!ニュース