花田優一、靴職人師匠との関係報道を「事実無根」と完全否定

靴職人として活動する花田優一氏(29)が6月30日、自身のインスタグラムを更新し、一部週刊誌による過去の報道、特に靴職人の師匠が彼を弟子ではないと語ったとする内容について、リール動画で完全否定しました。「事実無根」であると強く主張しています。

過去の「女性自身」報道

花田氏は2019年1月に出版された「女性自身」の記事に言及しました。この記事は、「私の師匠にインタビュー」と題され、花田氏がイタリア・フィレンツェで修行していた頃をよく知る人物への取材に基づき、師匠が「花田優一は弟子ではない」と報じた内容を説明しました。

花田優一、自身のインスタグラム動画で週刊誌報道「事実無根」と訴え花田優一、自身のインスタグラム動画で週刊誌報道「事実無根」と訴え

師匠本人からの真実

記事が出版された同日、日本の昼にあたる時間帯でしたが、イタリアでは朝でした。その時、花田氏は驚いたことに師匠本人から直接電話がかかってきたといいます。師匠は記事内容を否定し、「あの記事は何だ?私のところにインタビューもしていないし、そんなこと答えるはずがないだろう。お前、日本からイタリアに来て、私の元で働け」と言われたとのことです。花田氏は、この師匠からの言葉を振り返り、当該の記事が「事実無根」であると断言しました。

訴訟を選ばず「続けることで証明」へ

当時、花田氏は事実無根の報道に対し、裁判で争うことも考えたといいます。しかし、裁判は非常に長い時間と労力を要するため、それよりも「靴職人」として活動を続けることで、自身の立場や師匠との関係性を証明していこうと決意したと語りました。この一件は「今も心に残っている怒り」として、彼の中に強く残っているとのことです。

変わらぬ師弟関係

改めて、花田氏は自身に靴作りを教えてくれたのはその師匠だけであると強調しました。そして、人生において「こういう職人さんになりたい」と強く思わせてくれた師匠の元で修行させていただいたことへの感謝を述べ、「今日も彼の弟子だと思っている」と師弟関係が変わらないことを明確にしました。

新ブランド「Mr. HANADA」発表

今回の動画公開に先立ち、花田氏は6月26日にインスタグラムで「重大発表」としてリール動画を公開していました。その中で、オーダーメード職人として11年間活動してきたキャリアを振り返り、「売れなきゃ終わり」「私の大勝負」と、自身の覚悟を語っています。そして、この11年間の英知を詰め込んだ「皆さまの足元に美脚で健康的な素晴らしいかっこいい靴」を届けるとして、新ブランド名が「Mr. HANADA」であることを発表しました。今回の週刊誌報道に関する否定は、この新ブランド発表という新たなキャリアの節目で行われた形です。

自身の師匠との師弟関係に関する週刊誌報道に対し、花田優一氏は「事実無根」であると改めて完全否定しました。訴訟ではなく、靴職人としての活動を続けることによる証明という彼の決意は、新ブランド「Mr. HANADA」として結実。キャリアの新たな章が幕を開けました。

参照元:花田優一公式インスタグラム、一部週刊誌報道