イラン核開発の行方焦点 停戦合意脆弱、完全破壊に疑問


 トランプ氏はパレスチナ自治区ガザの早期停戦実現へも圧力を強めるが、先行きは不透明だ。

 イラン軍のムサビ参謀総長は6月29日、サウジアラビアのハリド国防相と電話会談し、イスラエルが停戦を守るか「真剣に疑っている」と発言。攻撃されれば断固として反撃すると訴えた。

 6月13日のイスラエルの先制攻撃で始まった「12日間戦争」(トランプ氏)で、イラン側は革命防衛隊や軍の幹部、核科学者を次々と殺害され、民間人ら935人が死亡した。最高指導者ハメネイ師を頂点とする革命体制は大打撃を受けた。



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