秋篠宮ご夫妻の長女、小室眞子さん(33)の出産が報じられたのは5月下旬のことでした。夫妻を巡っては、今年3月、眞子さんのゆったりとしたシルエットのロングコート姿などから、さまざまな憶測が飛び交っていました。今回の出産報道後、宮内庁から発表された内容は、4年前のご結婚の経緯もあり、非常に控えめなものでした。さらに、当の秋篠宮邸では、職員たちの間で、とりわけ紀子さまのご様子を気遣い、祝意を口にすることすら躊躇われるような雰囲気が漂っていると報じられています。
米国での新生活と対照的な国内の反応
お子様を授かり、新しい家族との生活をスタートさせた眞子さんと夫の小室圭さん(33)は、今年3月に心機一転、コネチカット州内のタウンハウス型住宅に転居されました。延床面積はおよそ74平方メートルと、3人家族にふさわしい規模のこの新居を、小室さんは68万ドル(約9800万円)で購入したとされています。幸せなムードに包まれた生活を送っている様子の小室夫妻とは対照的に、二人が皇籍を離れて渡米した日本では、新しい家族が増えたにもかかわらず、お祝いムードは全く見られない状況です。これは、かねてより指摘されてきた通り、皇室としては前例のない形でのご結婚であったためと考えられます。秋篠宮ご自身も「類例を見ない結婚」と述べられており、国民に祝福されなかった以上、今後二人の動静を公にすることはない、というのが殿下の強いご意思であったとされています。
皇嗣職大夫の発表と宮邸内の緊張
しかし、秋篠宮家の側近トップである皇嗣職大夫の吉田尚正氏は、5月30日の会見で、秋篠宮ご夫妻をはじめとするご家族が眞子さんの出産を大変喜んでおり、眞子さんやお子さんの幸せを願われていると、ご一家の様子を対外的に明かしました。
秋篠宮家 紀子さまのご近影、眞子さん出産報道に関連して
ところが、ご一家がお住まいの宮邸内では、現在「ただならぬ空気」が支配していると、ある宮内庁関係者は明かしています。その関係者によると、「日々、ご一家のお側でお世話にあたっている皇嗣職の職員らは、産まれたお子さんの性別や誕生日を未だに知らされていません。それどころか、宮邸内で大っぴらにこの話題に触れることはご法度となっているのです。せっかく初孫が誕生したというのに、秋篠宮さまや紀子さまへお祝いの言葉を述べることすら、はばかられる雰囲気にある」とのことです。これは事実上の「言論統制」とも言える状況であると伝えられています。
まとめ
小室眞子さんの出産が報じられた一方、秋篠宮家の内部では、公に示された皇嗣職大夫の言葉とは裏腹に、慶事としての雰囲気はなく、職員が誕生したお子さんの詳細を知らされず、話題にすることすら避けられているという状況が報じられています。これは、眞子さんのご結婚に対する国民感情や、ご結婚を巡る経緯が、今なお秋篠宮家の内部の雰囲気に影響を与えていることを示唆しています。