7月2日放送の『1周回って知らない話 2時間SP』の予告動画で、女優・佐々木希（37）が夫であるアンジャッシュ・渡部建（52）の不倫騒動について初めてテレビで言及し、「いまだに、まだ許してはないんです」と発言したことが大きな話題を呼んでいる。2020年のスキャンダルから約4年、夫婦が歩んできた道のりに注目が集まっている。
渡部建氏の不倫発覚、世間からの猛バッシング
渡部氏の不倫が報じられたのは2020年6月のことだった。『週刊文春』の報道によれば、複数の女性との不倫行為があり、その場所が東京・六本木ヒルズの多目的トイレであったという衝撃的な内容だった。「多目的トイレ不倫」として、渡部氏は世間から激しいバッシングを浴びることとなった。
この騒動と同時に、2017年4月に渡部氏と結婚していた妻・佐々木氏には多くの同情の声が寄せられた。佐々木氏は渡部氏より一回り以上年下で、女優やモデルとして当時人気絶頂だったため、二人の結婚自体に驚きの声も多かった。しかし、結婚後も幸せそうな様子を見せ、2018年に第1子を出産してからも、仲睦まじい夫婦として知られていた矢先の出来事だった。
妻・佐々木希が直面した困難と覚悟
佐々木氏の知人は、当時の佐々木氏が「本当によく耐えた」と振り返る。当時、1人目の子供はまだ1歳。夫の不貞行為の発覚に加え、突然の収入減は佐々木氏にとって予想外の事態だった。
報道後も渡部氏との生活を続けた佐々木氏だが、彼の謹慎期間中には、夫婦で激しい口論となり、佐々木氏が家を飛び出す一幕もあったという。周囲が心配するほどの状況だったが、最終的に佐々木氏は覚悟を決め、夫が待つ自宅へと戻る道を選んだ。渡部氏と別れるという選択肢は、佐々木氏の中にはなかったようだ。
佐々木希さんと夫・渡部建氏の夫婦写真
関係再構築への歩みと現在の家族像
不倫騒動の自粛期間中も、佐々木氏は落ち込む渡部氏を励まし、家族で地方へリフレッシュ旅行に出かけるなど、関係を再構築しようと努めた。旅行先では、渡部氏の代わりに「旦那がお騒がせしてすみません」と頭を下げて回ることもあったという。
距離を置いた時期も経験しながら、それでも家族の時間を大切にして寄り添ってきた二人。2023年には第2子が誕生し、夫婦の生活スタイルにも変化が見られるようになった。
渡部氏は今年6月17日に配信された恋愛リアリティーショー『ウェディングウォーズ』（ABEMA）の中で、佐々木氏との現在の生活について触れ、「例の一件があって、完全に育児・家事が攻守交代になった」「今はしっかり子供と向き合う生活になったので、ある意味それはありがたい時間」と語っている。
夫婦それぞれがあの日を乗り越え、過去として受け止めつつあるのかもしれない。今回、佐々木氏がテレビで初めて語る不倫騒動への思い、そして夫婦の現状について、多くの視聴者が注目している。
参考資料
- 週刊文春 2020年6月報道
- 日本テレビ系『1周回って知らない話 2時間SP』予告動画
- ABEMA『ウェディングウォーズ』
- news.yahoo.co.jp (記事原文)
