参政党の神谷宗幣代表(47)が3日、東京・銀座で街頭演説を実施。この日、公示された参院選(20日投開票)に東京選挙区から立候補したさや(saya)氏(42)とともに第一声をあげた。
参政党が第一声の場所に選んだのは、東京・銀座の三越前という「一等地」。街宣車の前には50人近くの報道陣が集まり、注目度の高さを伺わせた。報道陣と見物人が通行客や百貨店利用客の妨げにならないよう、三越の警備員と党関係者が整備を行う態勢の中で演説は行われた。
壇上に立った神谷代表は「今回の選挙での参政党の訴えは『日本人ファースト』です」と高らかに宣言。「治安維持に力を入れる。日本の子供たちの未来を守る。国民に安心して暮らしてもらいたい。それを一丁目一番地に掲げているのが、われわれ参政党です」と熱弁した。神谷代表や田母神俊雄氏から応援を受けたさや氏は「私がここでマイクを握っている理由、それは『日本が大好きだから』ですよ!」と聴衆に声がけ。「大事なことは、ここまでのドケチ緊縮財政を終わらせることです!」と宣言した。
また第一声後の囲み取材では、2日の党首討論会で自民党・石破茂首相が外国人受け入れ問題についての話題の中で「七面倒くさい日本語、日本の習慣」と発言したことにも言及。「あの(石破総理の)発言に関しては、討論会で初めて『何を言ってるんだ』とボソっと言ってしまった。それぐらい総理の発言としては大きな問題がある言葉だと思います」と苦笑いし、「総理として考え方を改めていただきたい」と苦言を呈していた。
(よろず~ニュース編集部)
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