ウクライナの首都キーウなどが3日夜から4日未明にかけて、ロシア軍による大規模なミサイルおよび無人機(ドローン)攻撃の標的となりました。この度の大規模攻撃は、ウクライナにおけるロシアの軍事行動が続いている現状を改めて浮き彫りにしています。
ロシア国旗 ウクライナ侵攻に関連するイメージ
ウクライナ空軍の発表によると、ロシアは合計539機のドローンと11発のミサイルを発射しました。ウクライナの防空システムがこれらの兵器の大半を撃墜・無力化することに成功したものの、一部は標的に着弾し、被害が発生しました。
この攻撃により、子供を含む20人以上の市民が負傷しました。ウクライナ側は、インフラ施設なども被害を受けたとしています。
ウクライナ首都キーウ ロシア大規模攻撃後の消防活動
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、今回の攻撃について「過去最大規模の攻撃の一つだ」と述べ、その深刻さを強調しました。また、大統領は「ロシアが戦争とテロを終わらせようとしていないことの表れだ」と指摘し、ロシアの継続的な敵対姿勢を強く非難しました。
今回のロシアによる大規模なミサイル・ドローン攻撃は、ウクライナの民間人およびインフラに再び被害をもたらしました。ウクライナ側は、今後も防空能力の強化などを通じて対応を続ける構えです。
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