有吉弘行、ラジオ番組で「7月5日の大災害予言」を「インチキ」と一蹴

お笑いタレントの有吉弘行さん(51)が、2024年7月6日にパーソナリティーを務めたJFNのラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(毎週日曜 後8・00)の生放送で、一部で話題となっていた「7月5日の大災害予言」について言及し、その内容を厳しく批判しました。

有吉弘行氏、ラジオで7月5日の大災害予言について語る有吉弘行氏、ラジオで7月5日の大災害予言について語る

「案の定何もなかった」、トカラ列島との関連も否定

番組内でリスナーからのメールをきっかけにこの話題に触れた有吉さんは、「インチキが広まってましたけども。まあ、案の条何もなかった」と、予言が外れた事実を淡々と述べました。

さらに、予言と同時期に発生していたトカラ列島での群発地震を結びつける一部の主張に対しても、「トカラ列島の群発地震がつながりがあるんじゃ?という人もいますけど。全く関係ないんで、二度と言わないでください」と強く否定。根拠のない情報が拡散される現状に釘を刺しました。

過去の「的中」主張や「防災意識向上」論も厳しく批判

過去に別の予言が的中したことを根拠に、今回の予言者を擁護する声についても、有吉さんは「“3.11のことが当たってた”とか言いますけど。人間、生きてりゃそんな奇跡が一回ぐらい起こることがありますから」と、偶発的なものに過ぎないとの見方を示しました。続けて、「そいつのこと追いかけても、もう当たらないからね。いい加減にしてほしいね」と、無責任な予言者がもてはやされる風潮に不快感をあらわにしました。

また、予言のおかげで人々の防災意識が高まったという意見に対しても、「うるせぇよ!」と一喝。「それとこれとは話が別だろ。まず全然違ったってことを詫び入れないといけないだろ?」「“そういうことを言ったんじゃないんですよ”じゃねぇんだよ。それまで黙っといてよ。どのツラ下げてんだよ!」と、怒りをぶちまけ、予言が外れたことへの反省がない論調を痛烈に批判しました。

結論

有吉弘行さんは、自身のラジオ番組という影響力のある場で、根拠のない「大災害予言」や、それが外れた後の無責任な言動、そしてそれらを擁護する論調に対し、明確かつ強い言葉で批判を展開しました。これは、デマやフェイクニュースが飛び交う現代社会における情報リテラシーの重要性を改めて浮き彫りにするものと言えるでしょう。

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