遠野なぎこさん自宅で遺体発見、連絡途絶…愛猫「愁くん」の安否は?

女優でタレントの遠野なぎこさん(45)の自宅マンションで女性の遺体が見つかり、遠野さん本人との連絡が取れない状況が続いています。遠野さんが頻繁に更新していたSNSも6月下旬から止まっており、多くの関係者やファンが遠野さんの安否を案じています。特に、遠野さんが溺愛していた愛猫「愁くん」の状況についても心配の声が高まっています。

マンションに集まる捜査関係者と高まる猫への心配

7月3日の夕方、遠野さんの自宅マンション前には救急車、消防車、そして多数の警官が集結し、ものものしい雰囲気に包まれました。この事態を受け、遠野さんの無事を願う声とともに、彼女が大切に飼っていた猫の安否を尋ねる声がSNS上などで広がり始めました。遠野さんは日頃からSNSで愛猫との暮らしを発信しており、フォロワーにとっても猫の存在はよく知られていました。

遠野なぎこさんの自宅で安否が心配された愛猫ラグドールの愁くん遠野なぎこさんの自宅で安否が心配された愛猫ラグドールの愁くん

遠野さんが溺愛した愛猫「愁くん」との出会い

遠野さんはラグドールという種類の猫を飼育しており、名前は「愁(しゅう)」くんです。愁くんは昨年4月頃に家族に迎え入れられました。偶然立ち寄ったペットショップで値下げされていた愁くんを見て、「もしこのまま大きくなったらどうなるのだろう」と将来を案じ、引き取ることを決めたといいます。遠野さんは当時の心境をSNSで率直に綴っており、《私が引き取らなきゃ、このまま大きくなってしまったら誰が…みたいな正義感も無かったと言ったら嘘になりますね。そんな感じで、悩みに悩み3回通い4回目に引き取りました》と明かしていました。以降、遠野さんのSNSは愁くんの写真や日常の様子で溢れていました。それだけに、今回の事態における愁くんの状況に多くの人々が心を痛めています。

部屋で見つかった遺体と、警察が確認した愁くんの安否

警察関係者によると、遠野さんの部屋で発見された遺体は死後数日が経過しており、損傷が進んでいるため、身元の確認には時間を要する見込みです。最初に警察官が部屋に立ち入った際、愁くんは部屋の中に生存していました。しかし、数日間部屋に閉じ込められていたストレスに加え、見慣れない警察官や救急隊員の存在に対し、強い警戒心と恐怖を抱いていた模様です。威嚇するような様子も見られたため、現場の警官からは「猫が怖がって出てこない」といった声も漏れていたといいます。

愁くんの安否は確認された形ですが、遠野さん本人の所在は依然として不明なままです。事件の詳細と遠野さんの無事に関する続報が待たれています。

出典:Yahoo!ニュース