学歴詐称を指摘され、静岡県伊東市議会から辞職勧告を突き付けられた田久保真紀市長(55)が7日午後7時半過ぎから記者会見を開いた。田久保氏はユーチューブでのライブ配信を約束していたが、会見開始後も告知画像のまま。放送開始30分を経過しても行われず、1時間ほど過ぎた会見終了時点でも約400人が待ちぼうけの状態だった。
田久保氏は7日午後、公式X(旧ツイッター)で「記者会見を、YouTubeにてライブ配信いたします」と告知。URLも記載していた。
田久保氏のユーチューブ公式チャンネル「田久保まき ちゃんねる☆」には会見開始予定の午後7時半の段階で2200人以上が待機。実際には会見が始まった約5分後には2900人を超え3千人に迫ったが、「公約」したライブ放送は始まらないままだった。
その後退室者が相次いだが、開始30分を経過しても800人が以上の視聴者が待機。午後8時半過ぎも約400人が待機し、「配信予定」のタグが貼られたまま、約1時間の会見は終了した。
チャンネル登録者は好調に伸びたようだ。会見終了段階で650人以上と会見開始前から倍増した。
田久保氏は、東洋大を「除籍」となっていたにも関わらず、市の広報誌などで「卒業」と自己紹介。学歴詐称問題となり、7日、市議会が辞職勧告を突き付けたが、同日夜の会見で早期の辞職と出直し市長選への再出馬の意向を示した。