トランプ米大統領が7日、米軍によるイランの核施設への攻撃に関連し、広島と長崎への原爆投下を決断したトルーマン元大統領に言及しました。トランプ氏は「ある出来事を想起させた。あれが多くの戦闘を止め、今回も多くの戦闘を止めた」などと主張しました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「トランプ氏が原爆投下を念頭にした発言か」を解説します。
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Q トランプ氏がイラン攻撃について話したって聞いたよ。どんなことを言ったの?
A 米軍がイランの核施設を攻撃したことについて、「ある出来事を想起させた。あれが多くの戦闘を止め、今回も多くの戦闘を止めた」などと話しました。
Q 「ある出来事」って。
A 広島と長崎への原爆投下のことを指しているとみられます。トランプ氏はトルーマン元大統領の名前を出して、「ある出来事を思い起こさせた」と述べました。
Q どうして原爆投下とイラン攻撃を比べたの?
A 米国内では原爆投下が太平洋戦争を終わらせたとの主張が根強くあります。イラン攻撃も、戦闘を止める効果があったと主張したかったようです。