声優・森功至氏(80)、引退を撤回 ファンと大先輩の言葉で活動継続へ

声優として長年活躍する森功至氏(80)が、自身のイベントで一度は引退を表明するつもりだったことを明かしました。多くのファンからの温かい言葉に触れ、その考えを翻したとしています。

イベントでの告白

森氏は12日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、今月5日に開催した80歳記念バースデー・トークショーでの秘めた思いを告白。イベントから1週間経って「実は、この間のトークショーでは引退表明をしようと思ってたんだ」と綴りました。ファンからの温かい言葉が「涙が出るほど嬉しくて」、最後までどうしようか迷った心境を吐露しています。

永井一郎氏からの助言

引退の考えを翻意するきっかけの一つとして、声優界の大先輩である故・永井一郎さん(2014年1月死去)からの言葉を挙げています。「役者は自分から舞台を降りると言ってはダメだ」という助言が、森氏の心に深く響いたようです。

80歳を迎え、活動継続を決意した声優・森功至氏(2013年撮影)80歳を迎え、活動継続を決意した声優・森功至氏(2013年撮影)

今後の展望とファンへのメッセージ

森氏は80歳になり「人生は流されるんじゃなく、常に前を見て進んでいくべき」と実感したことを述べ、ファンに「これからも、このジジイを応援してね」と活動継続を表明。「80になって振り返ってみると、反省だらけの人生」としつつも、「それでも前に進まないと、最後に幸せな人生だった!って言えないもんね」と前向きな思いを語りました。

代表作

森功至氏は、「科学忍者隊ガッチャマン」のケン/ガッチャマン役で特に知られるほか、「機動戦士ガンダム」のガルマ・ザビ役、「銀河英雄伝説」のウォルフガング・ミッターマイヤー役など、数々の著名なキャラクターを演じてきました。

声優・森功至氏が、80歳という節目に引退の可能性を示唆しつつも、最終的に活動継続という前向きな決断を下したことは、長年のファンにとって喜ばしいニュースです。彼のこれからの活躍にも期待が集まります。

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