バイオリニストの高嶋ちさ子さんが14日、自身のSNSを更新し、ダウン症であることを公表している6歳上の姉、未知子さん(通称みっちゃん)との心温まる日常の一コマをシェアしました。頻繁に交わされる姉妹のLINEのやり取りや、ファンとの交流について明かし、多くの読者から感動と共感の声が寄せられています。
姉みっちゃんとのユーモアあふれるLINE交流
高嶋さんが公開したのは、みっちゃんさんとのLINEのスクリーンショットです。「毎日これの繰り返しだけど、これをスルーしちゃダメなんだよね。詰めて詰めて訂正させる。高嶋家秘伝。」という言葉と共に紹介されたやり取りは、みっちゃんさんの少し独特ながらも愛情深いメッセージと、それに対するちさ子さんのユーモラスなツッコミが印象的です。みっちゃんさんはコーヒー愛好家で、特定の店で豆から買い、自分で挽くのが習慣。先日、ラオスのコーヒーを贈ったところ、「美味しかった」と電話があり、さらにLINEでもその喜びを伝えてきたといいます。ちさ子さんは、姉の熱心な報告に「よっぽど美味しかったんだろうなと、安心」しつつ、姉妹ならではの親密なコミュニケーションを楽しんでいる様子がうかがえます。
姉みっちゃんとの温かい交流について語るバイオリニスト高嶋ちさ子さん
ファンとの出会い、「勇気をもらっています」の声
投稿の中で、ちさ子さんは13日に空港で出会ったファンとのエピソードも紹介しています。そのファンは「うちにもダウン症の子がいるんです!」と嬉しそうに話しかけてきたそうで、「みっちゃんから勇気もらってます」という言葉を伝えてくれたといいます。みっちゃんさんの存在が、同じような境遇を持つ人々に希望や力を与えていることに、ちさ子さんも改めて感じ入ったようです。公に姉との関係や日常をシェアすることが、どれだけ多くの人にとって支えになっているかが伝わるエピソードです。
亡き母の視点と広がる「ダウン症の輪」
さらに、ちさ子さんは亡き母の言葉を回想しました。母は「いつも、道でダウン症の子を見ると『あ、みっちゃんのお友達だちだ』って言ってました」と語り、ダウン症を持つ人々を分け隔てなく、温かい視点で見守っていたことが明かされました。ちさ子さんは、みっちゃんさんを通じて「ダウン症の輪」が広がっていることを母に伝えたかったとしつつも、「けどみっちゃんには伝えません!調子に乗るから」と、いつもの愛ある「イジり」で締めくくり、姉妹の変わらない関係性をのぞかせました。
読者からの温かい反響と共感
この投稿には多くのフォロワーからコメントが寄せられています。「みっちゃん、高嶋家に生まれてしあわせだなぁ」「ちさ子さんの明るさ優しさにいつも心温まります」「ちさ子さんとみっちゃんのLINE最高です」「素敵なご家族」「感動して涙出る」「素敵な会話すぎます」「これが愛だなって思いました」「胸がいっぱいになる」「なんだかうるっとしちゃいました」など、姉妹の絆やちさ子さんの愛情に感動する声が多く見られました。また、自身もダウン症の家族を持つという読者からは、「みっちゃんにとても勇気をもらっています!」「みっちゃんを見ると元気が出ます」「高嶋家を目指します!笑」といった共感と感謝のメッセージが多数寄せられ、みっちゃんさんの存在が社会に与えるポジティブな影響の大きさが浮き彫りになりました。
高嶋ちさ子さんと姉みっちゃんさんの飾らない日常のシェアは、家族の形や多様性について考えるきっかけを与え、多くの人々に温かい感動と勇気を届けています。