7月20日に投開票が迫る参議院議員選挙に向け、各党が激しい選挙戦を繰り広げる中、自民党の石破茂首相の“ある癖”が注目を集めています。それは、演説時に垣間見せる、手の甲に書かれたメモ。この「手の甲カンペ」が、ネット上で意外な人物との比較や、首相としての姿勢への疑問を呼び、大きな波紋を広げています。
発覚!手の甲に書かれた“秘密の情報”
石破首相が応援演説を行う際、一部メディアが報じた拡大写真には、その手の甲にびっしりと文字が書き込まれている様子が映し出されていました。政治ジャーナリストによると、これらの文字は応援する候補者のキャラクターや、ご当地にまつわる情報など、スピーチのポイントとなる内容が記されていると見られます。
参議院選挙の応援演説中に手の甲にカンペを使用する石破茂首相この準備周到で勉強熱心な姿勢は評価できるものの、現職の首相がこのような形で演説に臨むことに対しては、様々な声が上がっています。
コウメ太夫との意外な共通点、そしてネットの反応
石破首相の「手の甲カンペ」が報じられるや否や、ネット上ではお笑い芸人のコウメ太夫との比較が相次ぎました。コウメ太夫もまた、ネタを飛ばさないように手の甲に「カンペ」を書き込むことで知られており、両者の共通点が指摘されたのです。
《こんなカンペは石破茂とコウメ太夫くらいなもん》《コウメ太夫の白塗り落としたら石破茂らしい》といった声が寄せられ、映像メディアで石破首相が時折手元に目をやる姿が、コウメ太夫のネタで見せる「舞い」を彷彿とさせるとの声も聞かれました。
首相の品格を問う声、過去の「失態」と重ねて
一方で、現役の総理大臣が手の甲にカンペを用意する姿勢に対しては、失望の声も少なくありません。特に、「安倍総理がプロンプターを見ながら演説したことを批判していた石破さんだから、これはちょっとないな」といった厳しい意見も。
前出の政治ジャーナリストは、「地方の候補者の応援に入る場合、事前の情報収集は当然のことです。しかし、やはり現職の総理大臣ならば、堂々とした即興の語り口を期待したいところです。今回の『手の甲カンペ』は、あまりにも不格好に映ってしまいました」と指摘します。
石破首相を巡っては、組閣時のモーニング衣装が体に合っていないと指摘されたり、おにぎりを頬張る姿が「汚い」と不評を買ったりと、過去にも品格を問われる言動が話題となってきました。今回の「手の甲カンペ」は、そうした一連の「失態」に重ねて見られることで、有権者の間にさらに波紋を広げています。
このまま「体たらくぶり」が露呈し続け、「チクショー」な選挙結果とならないよう、その動向が注目されます。