自民党応援演説「地方から来てくれと言われるのは3人」 田崎史郎氏が解説 石破首相は「重たいんです」


【写真あり】地方から応援演説を頼まれる“人気者”2番手

 内閣支持率は下がり続けているが、参院選の応援演説では九州・沖縄や東北を訪れるなど公示日の3日から1週間で約1万キロを移動しているという石破首相。田崎氏は「官邸や自民党に取材すると、最近の遊説場所は警備上の問題を最優先して選んでいると言うんです。安倍さんが3年前に撃たれて、一昨年4月は岸田さんが爆弾投げられた。そうすると誰でも人通りが凄いところではやれない」と指摘。石破首相の3日の第一声は神戸市中央区の公園だったが「神戸で一番人が集まるのは大丸の近くらしいが警備上許されませんということで。その結果移動距離が長くなっている」と説明した。

 また、石破氏が地方に演説に訪れているのに、肝心の候補者は日程調整がつかず不在のケースも複数起きているという。田崎氏は「あんまりないですが今回は起きてますよね」と異例だと強調。

 「自民党に聞くと、地方から来てくれと言われるのは3人で、まず(小泉)進次郎さん、次に高市早苗さん、その次に小林鷹之さんだと言うんです」と人気者の名前を挙げ、「総理が来ると警備が大変、県連が大変、陣営も大変、動員しなければいけませんから。重たいんですよ、地方にとっては」と実情を解説。

 「人集めに苦労するようなところも出てきているので。そういう意味で先ほど申し上げた3人の方が使い勝手がいい」と小泉進次郎農相、高市早苗前経済安全保障担当相、小林鷹之元経済安保担当相が引っ張りだこの理由を説明した。



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