『BOYS II PLANET K』衝撃の初日脱落!「僕はビジュアルです」発言の波紋

韓国グローバルボーイズグループオーディション番組『BOYS II PLANET K』の記念すべき第1話が放送され、初日から衝撃的な展開が視聴者を騒然とさせました。激しい競争が繰り広げられる中、パフォーマンス中に飛び出した「僕はビジュアルです」という発言が会場を凍りつかせ、番組の厳しさを象徴する初日脱落者の発生とその詳細に迫ります。

番組概要とマスター陣

『BOYS II PLANET』は、数々の大型オーディション番組を多数手がけてきたスタッフによる最新プロジェクトです。KとCの二つのプラネットでオーディションが並行進行され、最終的に『BOYS II PLANET』へと少年たちが集結するという新形式が特徴です。練習生を支えるマスター陣には、イ・ソクフン、KINKY、Kany、ジェジュン、シャオティン、JLLICK、イム・ハンビョル、ヒョリン、べク・グヨン、JUSTHISなど実力派が参加しています。

K-POPオーディション番組『BOYS II PLANET K』のステージロゴ。過酷なサバイバルを予感させる。K-POPオーディション番組『BOYS II PLANET K』のステージロゴ。過酷なサバイバルを予感させる。

若き練習生:パク・ヌリとイ・ユンチャン

GREAT Mチームから参加したパク・ヌリ(16歳)とイ・ユンチャン(19歳)は、それぞれ練習生期間がわずか2ヶ月と4ヶ月という、経験が浅いメンバーでした。特にヌリは、自己PR動画で自身に水をかけるなど、経験不足を補うべく並々ならぬ意欲を示していました。

『BOYS II PLANET K』のオーディションステージでパフォーマンスを行うパク・ヌリとイ・ユンチャン。『BOYS II PLANET K』のオーディションステージでパフォーマンスを行うパク・ヌリとイ・ユンチャン。

不安定な歌唱と衝撃発言

彼らが披露したのはEXOベッキョンの「Candy」でしたが、歌唱は全く安定せず、マスターたちは序盤から厳しい表情を見せます。しまいにはヌリは歌うことを諦めたかのように声が小さくなり、会場には重苦しい空気が漂いました。

パフォーマンス後、イム・ハンビョルマスターはユンチャンには声のトーンを評価したものの、ヌリに対しては「歌手になれるのかな?と思うくらいでした」と酷評。さらに、事前アンケートに基づく「ポジションはボーカルなんですよね?」との問いに対し、ヌリは笑いを取ろうとしたのか「僕はビジュアルです」と発言し、会場は静まり返ります。ハンビョルマスターは絶句し、しばらく間を置いて「私が言葉に詰まるなんて、なかなかないことだけど…ヌリくんは歌手になるために、番組に出ているんですよね?」と厳しく問いかけました。

即時脱落と無情な結末

重い空気が続く中、イ・ソクフンマスターも「誰でもここで簡単にパフォーマンスをできるわけではないんですよ」と真剣にコメント。べク・グヨンマスターも「気に入らない点を見てしまったね」とため息をこぼしました。

結果として、ヌリは即脱落となる「ノースター」評価を受けます。生き残りをかけた再チャレンジとして追加テストで歌声を披露するも、何度も音を外してしまいました。最終結果を告げられる直前、ヌリは「ひと言だけ言ってもいいですか?」と割って入り、泣きそうになりながら「すごく緊張したので出来が悪かったんですけど、1スターでも、もう1回だけチャンスを与えてくだされば、誰よりも頑張って練習します」と訴えました。しかし、ハンビョルマスターは気まずそうに「何と言いましょうか…ランクは訴えて決められることではないので」とコメント。協議の結果、ヌリは再度ノースターとなり、初日にして番組を去ることとなりました。

まとめ:K-POPオーディションの厳しい現実

『BOYS II PLANET K』第1話で発生したパク・ヌリ練習生の初日脱落は、K-POPグローバルオーディション番組の厳しさを改めて浮き彫りにしました。経験の浅い若手に対するマスター陣の妥協なき評価、そしてパフォーマンス中に飛び出した不適切な発言は、単なる歌唱力だけでなく、プロ意識や対応力も問われるサバイバルの現実を視聴者に突きつけます。今後の熾烈なバトルがどのように展開していくのか、注目が集まります。

参考文献

ABEMA TIMES (https://abema.tv/video/episode/504-70_s1_p1)