中国と韓国のメディアは、参議院選挙の結果について「排外主義の台頭」などと懸念の声も上がっています。
【映像】「反外国人 “日本人ファースト”突風」(「朝鮮日報」より)
「韓国の主要紙『朝鮮日報』は『反外国人、日本人ファースト突風』と見出しをつけ、自民党が参政党の躍進を計算できていなかったと分析しています」(リポーター)
「朝鮮日報」は、石破政権への打撃で「日韓関係にも影響が予想される」とし、辞任となれば「さらに険しい局面に突入する可能性が高い」としています。また、SNSを背景にした参政党の躍進については「欧米を襲った反外国人感情が日本列島にも上陸した」と伝えています。
「21日、中国共産党の機関紙ですが、『石破政権は厳しい戦いを経験した』と大きく取り上げています」(リポーター)
「環球時報」は日本の報道などを引用し、自公の過半数割れで日本の政局は「混乱の時代に入る」と伝えました。
また、参政党が躍進した背景として、「過去30年にわたる低成長とデフレが排外主義を後押しした」と分析する学者の意見を紹介し、日本が「政治・軍事大国化」に向かうことを懸念しています。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部