モデルでタレントの藤田ニコル(27)が、16日放送の「ホンマでっか!?TV」に出演し、自身の健康に関する驚きの事実を明かした。番組のテーマ「アイスの秘密20選」で、アイス好きの芸能人たちが語り合う中、藤田ニコルの何気ない発言から、専門家が指摘する意外な病名が浮上した。
「氷食症」とは? 鉄分不足との関連性
疲労評論家の梶本修身氏は、番組で「無性にアイスが食べたくなる」症状、特に製氷皿の氷を一日中食べ尽くすほどの欲求は「氷食症」という病気であり、圧倒的な鉄分欠乏が原因だと説明。これは単なる嗜好ではなく、体の重要なSOSサインであると指摘した。
藤田ニコル「コップの氷もガリガリ食べる」衝撃告白
梶本氏の説明に、藤田ニコルは「私ほんとに、お家だったらコップに入った氷もガリガリ食べちゃう人です」と自身の習慣を告白。MCの明石家さんまからは「ほうれん草とかもっと食べなあかんのちゃうか?」と、鉄分補給を促すアドバイスが飛び出した。
「ホンマでっか!?TV」出演時の藤田ニコル、鉄分不足の可能性に驚き
鉄欠乏症とアイスの関連性:脳への影響と改善策
梶本氏は、女性に鉄欠乏症が多いことからアイスクリームを好む傾向が高いとし、実際に氷食症患者に鉄分を与えると症状が改善すると述べた。さらに、鉄欠乏性の氷食症患者にアイスクリームを与えると情報処理能力が向上する研究結果も紹介。これは、鉄欠乏性貧血で脳への酸素運搬が少ない状態において、アイスが脳の覚醒を高め血流を促し、心地よさを感じることで、さらにアイスを求める欲求に繋がる可能性が高いと解説した。この説明に対し、別所哲也らが疑問を呈するも、さんまは「ほうれん草食べたらいい」と簡潔に解決策を促し、笑いを誘った。
今回の藤田ニコルの告白と専門家の解説により、「無性にアイスが食べたい」という欲求が、単なる食の好みではなく、体からの重要なサイン、特に鉄分不足による「氷食症」の可能性を強く示唆していることが明らかになった。特に女性は鉄欠乏症に陥りやすいため、自身の体の変化に注意を払い、適切な栄養摂取や医療機関への相談を検討することが、健康維持のために極めて重要である。