川越達也氏、「水800円」騒動の真実を告白 – 渡部建YouTubeで当時の状況を語る

“イケメンシェフ”として一世を風靡した川越達也氏(52)が、19日に更新された「アンジャッシュ」渡部建氏(52)のYouTubeチャンネル「渡部のサシ飲み」に出演し、かつて世間を騒がせた「水800円」発言の炎上騒動について初めて自身の言葉で詳細を語った。この発言を巡る長年の誤解に対し、川越氏が直接見解を述べたことで注目が集まっている。

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「水800円」騒動とは?渡部氏が切り込む

番組内で渡部氏は、2013年に川越氏が経営していたレストランの口コミで「水だけで800円も取られた」と批判が上がり、これに対し川越氏が「水800円は当たり前」と発言したとされる炎上騒動に切り込んだ。この発言は当時、多くのメディアで取り上げられ、川越氏への批判が集中するきっかけとなった。

活字化による誤解と本意

川越氏はこの騒動について、「あの話は、昔話としてインタビューで答えたもの。それが活字になって」と告白し、当時報道された自身の発言が、実は過去の出来事としてメディアに語ったものが活字化された際に誤解を生んだことを示唆した。これに対し渡部氏は「え?それは全然俺も知らなかった」と驚きを隠せない様子だった。

さらに川越氏は、「レストランってどうしても(水を)ガス入りにしますか?なしにしますか?から始まるじゃないですか。だから僕らの常識を当たり前としていたことが、お客さまにとって親切じゃなかったというのは反省してるんです」と述べ、客への配慮が不足していた点を反省していると語った。また、「活字になると、原型とどめないじゃないですか。そんなつもりで言ってないし、テンションも“てへへ”って感じで言ったのが、活字になると荒く見えちゃう。で、その活字をご自身の解釈で想像される」と続け、口頭でのニュアンスが活字化されることで失われ、誤解を招いたとの見解を示した。

そして、最も強調したかったこととして、「この場を借りて本当に言いたいのは“お店に来てもらっちゃ困る”なんて1回も言ったことない」と力強く否定した。これは、騒動中に広まったとされる「客を選んでいる」といったイメージを払拭する狙いがある。

騒動から年月を経て語られた真実

今回の渡部建氏のYouTube出演は、長年にわたり川越氏を取り巻いていた「水800円」騒動の誤解を解く貴重な機会となった。当時の発言が活字化される過程で、本来の意図やニュアンスが失われ、世間に異なるイメージとして伝わってしまったことに対する川越氏の釈明は、メディアと受け手の間に生じる情報伝達の難しさを示している。同時に、顧客への配慮が足りなかった点については真摯な反省の意を示しており、この発言を通じて彼の現在の心境がうかがえる。


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