参政党新議員さや氏、本名「塩入清香」公表と音楽家・塩入俊哉氏との結婚報道の波紋

去る7月20日に投開票が行われた参議院選挙において、東京選挙区から立候補し、見事2位で初当選を果たした参政党の新議員、さや氏(43)。彼女に関する新たな情報が相次いで公表され、世間の注目を集めています。まず、参政党は7月23日、さや氏の本名が「塩入清香(しおやいり さやか)」であることを公式ホームページで明らかにしました。党は「当選という結果を受け、当初皆さまにお約束させて頂いたとおり、国会議員としての公的責任を果たすうえで必要不可欠」との見解を示し、情報公開に至った経緯を説明しています。

国会議員としての責任と本名の公表

塩入清香氏の本名公表は、彼女が新たに国会議員という公職に就いたことに伴う透明性の確保と、国民への責任を果たすという党の姿勢を示すものです。政治家としての活動において、本名の明示は信頼性や説明責任の観点から非常に重要とされています。今回の公表は、有権者に対する真摯な対応として注目されるでしょう。

音楽家・塩入俊哉氏との結婚が報じられる

本名公表に続き、7月24日発売の『週刊文春』は、さや氏が著名な音楽家である塩入俊哉氏(65)と結婚していることを報じました。さや氏は「saya」名義で2008年にCDデビューを果たし、歌手として17年間のキャリアを築いてきましたが、その音楽活動を長年プロデュースしてきたのが、この塩入俊哉氏だったとされています。

参議院選挙東京選挙区で初当選した参政党新人の塩入清香氏(旧名:さや氏)参議院選挙東京選挙区で初当選した参政党新人の塩入清香氏(旧名:さや氏)

長年のファンが語る驚きと落胆

この結婚報道は、長年「saya」の活動を応援してきたファンに大きな衝撃を与えています。ある50代の男性ファンは、落胆の色を隠せない様子で次のように語りました。「青山学院女子短期大学を卒業後、ジャズシンガーとして活動を始めたsayaさん。CDデビュー前から、老舗ジャズレストランなどで精力的にライブを開催していましたが、その初期からピアノの演奏を担当していたのが塩入さんです。塩入さんは、フィギュアスケートの羽生結弦選手や歌手の西城秀樹氏ともコラボレーションしてきた、まさに音楽界の大物ですよ。sayaさんのライブといえば塩入さんのピアノ、というほど“ペア”のイメージが強かったんです。先日行われた選挙戦公示日直前のライブも、お二人での出演でしたが、まさか結婚されていたとは本当に驚きです」。このコメントからは、長年の間、塩入氏がsaya氏の音楽活動における不可欠な存在であり、その関係性が公私にわたるものであったことへの、ファンならではの複雑な感情が伺えます。

17年前の「セルフレビュー」が示す深い関係性

前述の男性ファンは、さらに過去のsaya氏の言動に注目します。「sayaさんは昔から塩入さんのピアノ演奏に魅了されていたようです。活動初期、ライブ終了後に公式ホームページでその日のセルフレビューを投稿されていたのですが、その中にも、塩入さんの演奏について熱く語る場面が何度か見られました。今思えば、それはそうですよねぇ……」と付け加えます。

実際に、2008年に神奈川県横浜市のジャズスポットで開催されたライブについて、さや氏(saya名義)は自身の公式ホームページで次のように綴っていました。

「この美しいメロディは3拍子がとても合うような気がして…官能的な塩入さんのピアノに絡めとられて、歌の芯も火照っていくような不思議な感覚におそわれました」

この17年前の記述は、塩入俊哉氏のピアノ演奏に対するsaya氏の深い感銘と、音楽を通じて育まれた特別な関係性を強く示唆しています。国会議員としての新たな道を歩み始めた塩入清香氏の、これまで明かされていなかった一面が明らかになったことで、今後の活動にも注目が集まることでしょう。

参考文献

  • Yahoo!ニュース: 「参政党「さや氏」が公表した“本名”と『週刊文春』が報じた“結婚相手”への「失望」の声」 (2025年7月24日)
  • 参政党 公式ホームページ (2025年7月23日発表より)
  • 週刊文春 (2025年7月24日発売号)
  • saya 公式ホームページ (2008年当時のセルフレビューより)