NHK連続テレビ小説「あんぱん」の最新話、第85話が7月25日（木）に放送されます。今回は、主人公のぶと嵩の関係に大きな動きがあり、視聴者の間で注目を集める展開となりそうです。この先の物語をより深く楽しむために、注目のあらすじをお届けします。（以下、内容に触れる部分がありますのでご注意ください。）
第85話あらすじ：心に空いた穴、そして新たな人影
第85話では、のぶ（今田美桜）が嵩（北村匠海）にひどい言葉を言ってしまったことを後悔し、八木（妻夫木聡）にその悩みを打ち明ける場面から始まります。一方、元気のない嵩を心配する羽多子（江口のりこ）たちは、彼に手料理を振る舞い励まします。蘭子（河合優実）の「好きな気持ちをなかったことにしないで」という言葉が嵩の心に深く刺さり、その夜、彼は編集室に戻って黙々と表紙の絵を描き始めます。
あんぱん第85話に登場するのぶ（今田美桜）と嵩（北村匠海）の場面
2日後、心にぽっかりと穴が空いたままののぶは、ガード下で子どもたちに囲まれていました。そんな彼女の元へ、突然一人の人影が近づいてきます。この予期せぬ出会いが、のぶの、そして物語全体の運命にどのような影響を与えるのか、目が離せない展開となりそうです。
「あんぱん」とは：アンパンマン誕生秘話に迫る物語
「あんぱん」は、NHKの連続テレビ小説としては第112作目にあたります。国民的キャラクター「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしさん（享年94）とその妻・小松暢（のぶ）さん（享年75）の夫婦をモデルに、フィクションとして描かれています。
戦前、戦中、戦後と続く激動の時代を舞台に、やなせ夫妻が様々な困難や荒波を乗り越え、「逆転しない正義」を体現するアンパンマンというキャラクターにたどり着くまでの夫婦の物語が丁寧に描かれます。脚本は数々のヒット作を手掛ける中園ミホ氏が担当し、主題歌はRADWIMPSの「賜物」が物語を彩っています。昨年9月7日にクランクインし、注目を集めています。
報知新聞社
