テレビ朝日が、現在放送中の特撮ヒーロードラマ『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』において、一河角乃(ゴジュウユニコーン)役を志田こはくさんが務めることを発表しました。このキャスト交代は、前任者の今森茉耶さんの未成年飲酒問題による降板を受けたものです。志田さんは11月30日(日)放送の第40話から登場します。
志田こはくの経歴とゴジュウユニコーン役への抜擢
志田こはくさんは2004年5月25日生まれ、埼玉県出身の若手俳優です。彼女はすでにスーパー戦隊シリーズにおいて実績があり、2022年から2023年にかけて放送された『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』では、ヒロインである鬼頭はるか/オニシスター役として活躍しました。そのほかにも、2024年にはテレビ朝日の金曜ナイトドラマ『伝説の頭 翔』に出演し、2025年には映画『ネムルバカ』にも出演。さらに同年11月18日(火)からはMBS/TBSで放送開始のドラマ『プロパガンダゲーム』への出演も控えるなど、精力的に活動しています。今回、志田さんが『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』の主要キャラクターである一河角乃/ゴジュウユニコーン役に抜擢されたことで、新たなシリーズの展開に期待が高まります。
『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』第40話からゴジュウユニコーン役を演じる志田こはくさん
前任者降板の経緯とシリーズの現状
これまで一河角乃/ゴジュウユニコーン役を演じていた今森茉耶さんは、11月8日に20歳未満での飲酒が発覚し、降板が決定しました。テレビ朝日は同日、番組公式サイトで東映からの報告を受け、事態の重大さから降板の申し入れに同意したと正式発表しています。降板決定後、放送されたエピソードでは今森さんの出演シーンはカットされ、変身後の声も別の人物が担当しました。
『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』は、東映制作のスーパー戦隊シリーズ第49作目、かつ50周年記念作品です。しかし、この作品を取り巻く状況は複雑で、10月30日には1975年から続くスーパー戦隊シリーズ自体の終了も報じられており、今後の動向に注目が集まっています。
今回の志田こはくさんの起用は、『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』にとって、困難な状況を乗り越え、新たなスタートを切る重要な一歩です。志田さんが演じるゴジュウユニコーンの活躍と、シリーズの今後の展開に多くのファンが注目しています。スーパー戦隊シリーズ全体の動向についても、引き続き公式発表が待たれる状況です。





