【全2回(前編/後編)の後編】
フジテレビ問題の悪しき体質は、系列局にも伝播していた――。“名古屋の日枝久(ひえだひさし)”と呼ばれる東海テレビ会長・小島浩資(ひろし)氏(66)が、女子アナをスポンサーとの会食に接待要員として駆り出し、ある飲み会の席では女性従業員に自ら「キスしてよ」と迫っていたというのだ。
【写真を見る】「20代の既婚女性に無理やりキスさせ…」 小島会長の「セクハラ飲み会」の証拠写真 妊娠中の女性のおなかに頬を寄せ、“俺の子か?”と聞いたシーンも
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前編【「妊娠中の女性社員のおなかに頬を寄せ、“俺の子か?”」 東海テレビ会長のセクハラ飲み会を出席者が告発 「20代の社員に無理やりキスさせた」】では、小島会長が女子アナを接待要員として飲み会に動員した問題や、別の飲み会で小島会長が既婚女性社員にセクハラをしていた問題について報じた。
「数年前から社内では、小島さんの“居宅”がうわさの的になっています。会長には長年連れ添った妻と、成人した2人のお子さんがいらっしゃる。一方で日々、会長専用車が送迎に向かう先は名古屋市内にある質素なマンションとされ、その一室で奥さんとは別の女性と暮らしているというのです」(東海テレビ関係者)
「関係は10年以上に及ぶ」
同社の東京支社社員もこう言う。
「会長が一緒に暮らしている女性は元フジテレビ社員だと聞いています。そのため、フジの人間と会うたび、“会長は例のカノジョとうまくやってるの?”などとからかわれ、いつも答えに窮しています」
お相手の女性について、フジ局員が明かす。
「花井芳子さん(仮名)という、現在56歳の女性です。地上波とBSフジの営業部に長く籍を置き、小島さんが東京支社にいた時に二人は知り合ったそうです。以来、関係は10年以上に及び、彼女は数年前にフジを退社。現在は名古屋市内にある大学に通っています」
二人の同居は本誌(「週刊新潮」)も確認している。10月下旬のある週末、マンションを出た小島会長と花井さんはタクシーに乗って、市内のベトナム料理店に入店。およそ2時間後に店を出ると、そろってマンションに帰宅した。






