有働由美子、犬の散歩中に「熱中症のような症状」を告白 – 猛暑への注意喚起と対策の重要性

フリーアナウンサーの有働由美子氏が、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『うどうのらじお』(ニッポン放送)で、犬の散歩中に経験した“熱中症のような体調異変”について語りました。記録的な猛暑が続く日本列島で、多くの人々が熱中症のリスクに直面する中、有働氏の具体的な体験談は、夏の健康管理の重要性を改めて浮き彫りにしています。

「足が上がらない」突然の異変:坂道での経験

番組冒頭で猛暑や熱中症への注意を呼びかける話題になった際、有働氏は「そんなこと言ってる私がですね、初めて熱中症ぽい感じになりまして」と自身の体験を切り出しました。有働氏によると、今週、愛犬との散歩中に十分な水分補給をしていたにもかかわらず、自宅マンションへと続く急な坂道の途中で突然の異変に見舞われたとのことです。

それまで熱中症の経験がなかった有働氏は、まず「しんどいな」と感じた後、「足が上がんないな」という症状に見舞われたと説明しました。当初は「歳だから、急な坂がこんなにも辛く感じるようになったんだ。急に老けたんだ」と加齢の影響を疑ったといいます。しかし、その後も体が微熱時のように「火照る感じ」が続き、「更年期障害か」などと様々な言い訳を頭の中で巡らせたものの、足は上がらず、数歩進んでは立ち止まる状態に。「あれ、これもしかしたらもう上まで上がれないかも」と深刻な状況に気づいたと明かしました。

2024年3月に撮影されたフリーアナウンサー有働由美子氏。ラジオ番組で熱中症のような体調異変を明かし、夏の健康管理の重要性を訴えた。2024年3月に撮影されたフリーアナウンサー有働由美子氏。ラジオ番組で熱中症のような体調異変を明かし、夏の健康管理の重要性を訴えた。

自力での帰宅と「プライド」が促した行動

体調の異変を感じた有働氏の頭の中には、「今、救急車は東京都内、熱中症のかたで大変なんで救急車を呼ぶのは忍びないから。タクシーとかを呼んで、乗って病院に行った場合犬はどうなるんだっけ?」といった現実的な懸念がよぎったといいます。しかし、それ以上に有働氏を突き動かしたのは、その日の身なりに対する「プライド」でした。

「寝巻がてら着てるよれよれのTシャツと一昔前の短パンはいてたんですよ。それで犬の散歩行っちゃって。この感じで“スッピンで髪ボサボサで病院行けるのかな”とか…」と、まさかの状況で自身の身なりを気にする一幕があったことを告白。結果として、「そういうプライドで、最後まで歩き切って家の前までたどりついた」と語りました。帰宅後、玄関の冷たいコンクリートに手のひらや足、太ももなどをつけて体を冷やし、体調を落ち着かせたとのことです。

冷房と屋外の繰り返しが原因か?有働アナの推測と警鐘

有働氏は今回の体調異変の原因について、「よくよく考えたらその前日から、冷房のところ行って、暑い所に1時間ぐらい行って、冷房キンキンに冷えたところからまた暑いところ行って…っていうのを繰り返してたんですよね」と自己分析しました。朝も冷房の効いた室内から急に散歩に出たため、急激な温度変化が体調不良の引き金になったのではないかと推測しています。

「水分とってても、夏の暑さで。私は熱中症だったのか病院行っていないので分からないんですけど、そういう症状出るのでくれぐれも油断をせずにしっかりと対策をしていただければと思います」と語り、自身の経験を通じてリスナーに注意喚起を促しました。幸いにも、有働氏は放送日には元気を取り戻し、明るく番組を進められたとのことです。

有働アナウンサーのこの体験は、誰にでも起こりうる夏の体調異変に対する警鐘です。自身の経験から「油断せずにしっかりと対策を」と語る有働氏の言葉は、私たちにとって、水分補給はもちろんのこと、冷房との適切な付き合い方や体調管理の徹底がいかに重要であるかを教えてくれます。夏の暑さが本格化する中、ご自身の体調に異変を感じたら、無理せず適切な対応を取ることが肝心です。

Source: https://news.yahoo.co.jp/articles/08d099b69fc6f14e6ff82b3262e9bec4a8bac2b2