くら寿司「ちいかわ寿司皿」に転売横行、SNSで不満の声が続出

回転寿司チェーン大手「くら寿司」は、人気アニメ『ちいかわ』とのコラボキャンペーン第3弾を7月25日に開始しました。しかし、この企画で提供されるオリジナルのちいかわ寿司皿が、早くもフリマアプリ「メルカリ」で高値転売されており、SNSでは不満の声が広がっています。

限定70万枚のオリジナル寿司皿、フリマアプリで高額取引

くら寿司が提供する「ちいかわ寿司皿」は、全4種類で先着70万人限定。なくなり次第終了となる貴重な限定グッズです。キャンペーン開始直後から、首都圏を中心に店舗ではちいかわファンによる混雑が報告されていました。

メルカリで高値転売されている「ちいかわ寿司皿」の出品状況メルカリで高値転売されている「ちいかわ寿司皿」の出品状況

しかし、7月26日正午時点では、メルカリ上ではすでに多数の寿司皿が出品されており、定価の2500円を大きく上回る価格で取引されているものや、全4種類をセットにして販売されるケースも確認されています。これは、ちいかわグッズ転売問題が再び表面化した形です。

「長時間待ったのに」ユーザーから不満の声が噴出

この転売行為に対し、SNS上では「ちいかわ皿転売は本当に不毛」「長時間並んで手に入れたのに許せない」「何とかしてほしい」といった、ユーザーからの怒りや悲しみの声が続出しています。本来、ファンがキャンペーンを楽しんで手に入れるべき限定品が、一部の転売業者によって利益目的で利用されている現状に、多くの人々が不満を抱いています。
勢いが止まらない人気アニメ『ちいかわ』ですが、その人気ゆえに関連グッズ転売行為社会問題化しており、今回のくら寿司コラボでも同様の状況が見過ごせない事態となっています。

くら寿司とちいかわのコラボキャンペーンは人気を博す一方で、ちいかわ寿司皿転売問題が浮上し、消費者からの強い反発を招いています。限定グッズの転売は、本来のファンに届く機会を奪う行為として、今後も社会的な議論を呼ぶことが予想されます。

参考文献

  • Yahoo!ニュース
  • くら寿司公式X