【ヘルシンキAFP時事】フィンランド気象庁は25日、最高気温30度以上の連続日数が14日となり、観測史上最長記録を53年ぶりに更新したと発表した。
X(旧ツイッター)への投稿で明らかにした。
同日、東部地域で30.3度を観測したことで新記録となった。気象庁は1961年に観測を開始。これまでは72年6月から7月にかけての13日が最長だった。
気象庁は今回の記録が「異常に長い」と指摘。同庁の研究員は、地球温暖化が原因かどうかはさらなる分析を待つ必要があると前置きしつつも、将来の見通しとして「暑さが続く期間はより長くなるだろう。(記録更新が)頻繁に起こる可能性がある」と述べた。