石破首相、退陣要求噴出の党会合後「鋼のメンタル」見せるX投稿に賛否の声

石破茂首相が29日、自身のX(旧ツイッター)アカウントに、前日28日に自民党本部で開催された両院議員懇談会の様子を捉えた写真を投稿し、大きな反響を呼んでいます。この会合では首相への退陣要求が噴出したとされており、石破首相がマイクを握り発言している姿が写されています。

激しい退陣要求と「鋼のメンタル」

この両院議員懇談会は実に4時間半にも及び、参加議員からは石破首相に対し、激しい言葉が浴びせられたと報じられています。そのような厳しい状況下にもかかわらず、首相は最後まで耐え抜き、改めて続投の意向を明言しました。この姿勢に対し、一部のテレビ番組では、石破首相を「鋼のメンタル」と評する声が上がっています。首相の揺るぎない態度が、多くの人々の注目を集める結果となりました。

X(旧Twitter)での投稿と世論の反応

石破首相のXへの投稿には、3,000件を超えるコメントが殺到し、賛否両論が渦巻きました。「辞めなくて良い」「圧に負けないで!」と続投を支持する声がある一方で、「日本国民の為に辞めてください」「せめて潔くね」と退陣を求める声も多数見られました。

石破茂首相が両院議員懇談会でマイクを持って発言する様子石破茂首相が両院議員懇談会でマイクを持って発言する様子

さらに、「呑気にあげてる場合じゃないよ」「まるでお通夜のよう」「よう載せたなw」といった、首相の投稿自体に対するツッコミや皮肉も相次ぎました。「石破さんのよいところは、リプ欄を閉じてないところ」「挑発か?」「これは高度な大喜利か!?」など、インターネットユーザー特有の多様な反応が、首相のSNS戦略と世論形成の複雑さを浮き彫りにしています。

まとめ

自民党両院議員懇談会での激しい退陣要求に直面した後も、石破茂首相がXにその様子を投稿したことは、国民の間で大きな議論を巻き起こしました。首相の「鋼のメンタル」と評される姿勢は、支持者からのエールを受ける一方で、批判や皮肉の的にもなっています。この一連の動きは、現代政治におけるSNSの役割と、政治家が直面する世論の多様性を示す象徴的な事例と言えるでしょう。


参考文献: