劇場版「鬼滅の刃」無限城編、善逸の笑顔イラスト公開でファン歓喜!シリーズの軌跡を振り返る

アニメ『鬼滅の刃』の最新作、劇場版『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』が7月18日より全国で公開されています。この公開を記念し、アニメーション制作を手掛けるufotableの公式X(旧Twitter)にて、人気キャラクター・我妻善逸の特別なイラストが公開され、その笑顔の善逸がネット上で大きな話題を呼んでいます。

善逸の新たな一面とファンからの温かい反響

これまでのテレビアニメシリーズでは、善逸はその豊かな表情やコミカルな言動で多くの視聴者を楽しませてきました。しかし、今回の劇場版「無限城編」では、先行場面カットでも既に示されていたように、終始笑顔を見せることなく、覚悟を決めた真剣な姿が描かれています。そのような状況の中、ufotableが公開した久々の笑顔を見せる善逸のイラストは、多くのファンの心を掴みました。

ファンからは、「どの善逸きゅんも最高だけどこの善逸きゅんは最高中の最高」「笑顔に涙腺が緩む」「懐かしいな……この頃の我妻」といった、感動と懐かしさが入り混じった温かいコメントが多数寄せられています。このイラストは、劇場版での善逸のシリアスな描写とのコントラストによって、さらにその価値を高めています。

『鬼滅の刃』シリーズの壮大な軌跡と社会現象

吾峠呼世晴氏による『鬼滅の刃』は、2016年2月から2020年5月まで『週刊少年ジャンプ』で連載された大人気漫画を原作としています。大正時代を舞台に、人喰い鬼に家族を殺された少年・竈門炭治郎が、鬼に変えられた妹の禰豆子を人間に戻すため、そして家族を殺した鬼を討つために「鬼殺隊」へと入隊し、過酷な戦いに身を投じる物語です。コミックスの全世界累計発行部数は2億2000万部を突破する、驚異的な記録を樹立しています。

2019年4月から9月にテレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が放送されると、瞬く間に社会現象を巻き起こしました。

劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来より、強力な上弦の鬼・猗窩座の戦闘場面カット劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来より、強力な上弦の鬼・猗窩座の戦闘場面カット

その勢いは劇場版『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』へと続き、2020年10月の公開後、全世界での興行収入は約517億円を突破し、日本のみならず世界中で記録的な大ヒットとなりました。その後も、ゲーム化や舞台化といった多角的なメディア展開が行われ、2021年12月にはテレビアニメ「遊郭編」、2023年4月には「刀鍛冶の里編」、そして2024年5月から6月にかけて「柱稽古編」が放送され、常にファンを魅了し続けています。

劇場版「無限城編」:鬼殺隊と宿敵との最終決戦

そして現在公開中の劇場版『鬼滅の刃 無限城編』は3部作で構成され、炭治郎たち「鬼殺隊」が鬼の根城である「無限城」を舞台に、宿敵・鬼舞辻無惨、そして上弦の鬼たちとの最終決戦が描かれる壮大な物語です。『劇場版「鬼滅の刃」 無限城編 第一章 猗窩座再来』では、その始まりが描かれており、全国452館(通常393館+IMAX59館)で上映中です。

今回の劇場版公開と、それに合わせて公開された善逸の笑顔イラストは、長年のファンだけでなく、新たに作品に触れる人々にとっても、『鬼滅の刃』の世界への没入感を一層深めるきっかけとなっています。今後の「無限城編」の展開に、さらなる期待が寄せられます。

参考文献