【08月01日 KOREA WAVE】韓国のオンラインコミュニティ「ボベドリーム」に23日、「この焼きタチウオを見てほしい」というタイトルの投稿があった。飲食店で提供された1万8000ウォン(約1930円)の焼きタチウオの粗末さに「詐欺ではないか」と不満を訴える内容である。
投稿した女性は「先週、ある刺し身店で焼きタチウオと海鮮ラーメンを注文した。出てきた焼きタチウオを見てがくぜんとした」と記した。写真には、レモン一切れと小さなタチウオの切り身がぽつんと盛られた大皿が写っている。
店主は「最近タチウオの価格が高騰していて、これでも大きめだ」と説明。女性は納得できず「このサイズなら、売らない方が良い」と抗議したが、店主は「どこへ行ってもこの価格だ。周囲の店を見てみろ、みんな同じだ」と開き直った。
店主は良心が痛んだのか焼きタチウオの代金は受け取らなかった。女性は結局、焼酎とラーメンの料金だけ支払って店を後にしたという。
この投稿を見たインターネットユーザーたちは「ホームショッピングなら1万8000ウォンで数日分の骨なしタチウオが買える」「皿がやたら大きいのも嫌味に感じる」といった反応を示している。
一方、韓国では最近、寒波の影響で農産物の収穫が遅れ、海水温の上昇により漁獲量も減少するなど気候に起因する供給不安が広がっている。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
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