松嶋初音、イベントロゴ無断使用問題で温泉施設と溝深まる「誠意ある対応と思えない」

タレントの松嶋初音さんが、自身が主催するイベントのロゴが無断で使用されたとして、ある温泉施設との間でトラブルが続いていることを自身のX(旧ツイッター)で明らかにしました。松嶋さんは施設側の度重なる謝罪に対しても不信感を募らせており、問題は一層複雑化しています。

事の発端:ロゴ無断使用の経緯と松嶋さんの警告

松嶋さんは先月31日、東京・調布市にある温泉施設「仙川湯けむりの里」の公式ポストを引用し、自身の主催イベントのロゴが無断で使用されていると指摘しました。「大変遺憾です。こちらと私は一切関係がありませんし使用に関しましても一切断りなど頂いておりません。皆様ご注意下さい」と強く注意喚起し、無許可での使用に対する不快感を表明しました。

松嶋初音、イベントロゴ無断使用問題で温泉施設と溝深まる「誠意ある対応と思えない」

これに対し、同施設側は当初謝罪文を投稿。「POPを作成したスタッフに確認したところ、Yahooで『怪談POP』と検索し、出てきた画像をそのまま加工・転用した」と経緯を説明しました。また、社内ルールでフリー素材のみを使用すべきところ、確認を怠った不適切な対応であったことを認め、「社内で厳正に対処いたします。改めて深くお詫び申し上げます」と表明していました。

初回謝罪への不満:氏名誤りと詳細説明の欠如

しかし、松嶋さんはこの最初の謝罪文に対して納得していません。自身の名前の漢字が間違って記載されていたことや、松嶋さん自身が詳細を問い質さなければ説明がなされなかった点を挙げ、「私個人と致しましては名前を間違えられていたり、私が聞き出さなければ詳細をお伝え頂けなかったりと、誠意のある対応、謝罪とは思えませんでしたので受け入れ難いというのが正直なところです」と不満を表明しました。

重ねての謝罪も受け入れ難く:不明確な責任と曖昧な説明

その後、同施設側は改めて謝罪文を投稿しましたが、松嶋さんの不信感は解消されませんでした。松嶋さんは自身の投稿で、「前の引用でも伝えているように今回の謝罪は謝罪として受け入れることは到底できないと考えております」と述べ、施設側の対応を強く批判。「ごちゃごちゃ言うのも本当に嫌なのですが、ちゃんとした施設の対応とは思えません」と、再び不快感をあらわにしました。

松嶋さんが問題視しているのは、担当者や代表者、責任者が誰なのかが明確にされていない点、経緯の説明が曖昧である点、そして謝罪相手である松嶋さんの名前を間違えたまま確認もせずに謝罪文を出した点です。これらの点を踏まえ、「本当に行った事の重さをご理解頂けているのか甚だ疑問です」と、施設側の著作権侵害と、その後の対応の軽視に対して強い懸念を示しています。

結論

松嶋初音さんと温泉施設間のこの一件は、著作権侵害の問題に加えて、企業や施設の危機管理、そして謝罪のあり方について、改めて社会に問いかける形となっています。

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