小泉進次郎農相は4日、自身のX(旧ツイッター)を更新。渇水による農業被害防止への取り組みを視察するため3日に貯水率が低下した新潟県南魚沼市の農業用水のため池への給水作業を視察した際の自身の投稿への反響に反応したとみられるポストをした。
進次郎氏は3日の投稿で、ため池への給水作業の動画とともに、「ため池に給水車で注水。雨が降るまで少しでも足しになるように現場とともに乗り越えます!現場に感謝」と投稿した。すると、この「ため池に給水車」という表現が、ネット上のトレンドワードに急浮上。進次郎氏の物言いは時に「進次郎構文」と評されるが。SNSには「新たなことわざが生まれた」「焼け石に水と同じ意味」「新語録」などの指摘や、ため池の規模に比べて給水の様子があまりにも頼りない水量だった映像からか「あんな大きなため池に給水車何台いるんだよ?」「ムダ」などのコメントも寄せられた。
進次郎氏はこの日、新潟県南魚沼市のコメ生産者が「焼け石に水だろとか言うコメントありますが、それでも現場の農家は水が欲しいのです。春から一生懸命育てたお米が日に日に枯れていく姿をみると一滴でも欲しいのです。そんな心情を理解できない人がいて悲しい。そんなやつお米食べるな!」と投稿した内容のポストを引用しながら、「雨が降るまでどんな小さなことでも、力になれるよう、農水省あげて取組みます。昨日の現場の近くなら、お会いしたかった!」とつづり、渇水対策に全力で取り組む姿勢を強調した。