居酒屋のトイレに盗撮目的でカメラを設置したとして栃木県警宇都宮中央署は9日、県迷惑防止条例違反の疑いで、宇都宮市理財部市民税課係長、鈴木正浩容疑者(52)=同県高根沢町飯室=を逮捕した。容疑を認めている。
逮捕容疑は、11月1日午後7時20分ごろから午後8時半ごろ、宇都宮市伝馬町の居酒屋の男女兼用トイレに、女性を盗撮する目的で小型のビデオカメラを設置したとしている。トイレを清掃していた従業員がカメラに気付いて発覚した。
市によると、鈴木容疑者の勤務態度はまじめだったという。佐藤栄一市長は「事実関係を確認し、厳正に対処する」とのコメントを出した。