6日、都内の日本橋高島屋近くの路上にド派手な金ピカのベンツが突如現れた。
通行人たちは「すげぇ」と驚きの声を上げたり、外国人観光客はスマホで写真撮影を行ったりするなど周辺は一時、騒然。金ピカベンツの前でSNS用の撮影を行っていたのが持ち主であるラッパーのSHOだ。
2020年にベンツを購入し、YouTubeの企画で「金にしたら面白いよね」というノリでベンツを金ピカにした。しかし周囲からは「型落ちのベンツ」とバカにされたという。SHOはそれを逆手に取り「型落ちGOLDBENZ」という楽曲を制作。するとSNSを通じてドイツでバズり、注目を集めることになった。
SHOは「コロナのタイミングで、この車と僕の曲を世界に発信してたんで一気に広がった。今、コロナが収まってインバウンドでいろんな国から来てると思うけど、そういう人たちが見てみんな笑顔になってくれるんですごくいいですね」と話す。
やはり気になるのはその値段。車体価格の220万円に加え、ラッピング1回が100万円。「3回やり直しているんで、すでに300万。ホイルはタイヤ込みで120万とかなんでトータルで700~800万円かけていますね」
記録的な猛暑が続いているが、車内は暑くないのか。「みんなに言われるんですけど意外と黒のボディーよりも温度は上がらないですよ。逆に光を反射するというか暑くはならない」と心配は無用。
これまでにイタズラをされたことはないとのことだが「この車に乗ってると完全プライベートがない。一発で分かるんで安全運転を心掛けてます」と安全第一。そして「走ってるだけで、(人が)車を指さして笑ったりとかする。そういう意味では僕もパワーというか元気になる」とまさに〝幸せのゴールドベンツ〟だ。
東スポWEB