いたずらや楽しいことが大好きな“ひつじのショーン”が、今回は宇宙人の子供と大騒ぎ-。劇場版の最新作「映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!」の公開を前に、子供時代にクレイ・アニメーションに出合ってから、この道一筋というウィル・ベチャー監督(39)がこのほど英国から来日し、作品への思いを語った。
10歳でアニメ制作
日本でもテレビで放映され、世界中で人気の「ひつじのショーン」。そのシリーズの長編映画初となった前作「映画 ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~」(2015年公開)から4年。ようやく2作目が今月、日本で公開される。
クレイ・アニメ「ひつじのショーン」は、英国のアニメ制作会社「アードマン・アニメーションズ」の代表作の一つ。クレイ・アニメとは、粘土などで作られたキャラクターを1コマずつ撮影するストップモーション・アニメを指す。
今作の共同監督を務めたベチャーさんが、クレイ・アニメに目覚めたのは10歳ごろ。当時、自宅にあったビデオカメラで、ストップモーション・アニメも制作した。