災害や事件の際に警視庁などの無線通信や映像伝送の支援を行う、東京都警察情報通信部の事務官の男性(24)と事務官の女性(25)が、勤務中に倉庫の中で、性的な行為を複数回していたとして、懲戒処分を受けました。2人は11日付で依願退職しています。
1か月の減給処分を受けたのは、東京都警察情報通信部・通信庶務課に勤務する男性事務官(24)と女性事務官(25)です。
東京都警察情報通信部によりますと、2人は2024年12月ごろから、2025年5月ごろにかけて、勤務中に15分から20分ほど離席して、倉庫の中で、6回にわたって性的な行為をしていたことを確認したということです。
2人は先輩と後輩の関係で、女性が別の上司と人間関係について相談する中で、今回の行為が判明しました。
2人は行為について認め「自覚が足りなかった、甘かった」などと話していて、11日付でいずれも依願退職したということです。
東京都警察情報通信部は「勤務中にあってはならない行為で、おわび申し上げます。規律の保持をはかるべく、改めて指導教養を徹底してまいります」とコメントしています。