吉沢亮、ブロードウェイミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」主演決定!三浦春馬さんの遺志継ぐ

俳優の吉沢亮さん(31)が、来年以降に日本で上演予定のブロードウェイミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」で主演を務めることが、この度「週刊文春」の取材で明らかになりました。2024年12月に泥酔事件を起こしながらも、主演映画『国宝』が大ヒットを記録し、華々しいスピード復活を遂げた吉沢さん。次に彼が挑むのは、待望の“リアル舞台”です。

泥酔事件からの見事な「スピード復活」

吉沢亮さんは、昨年12月の泥酔による隣室侵入事件で世間の注目を集めましたが、その後に公開された主演映画『国宝』が記録的な大ヒットを飛ばしました。この成功により、彼の俳優としての評価と人気は揺るぎないものとなり、今回のミュージカル主演というビッグニュースは、まさに「スピード復活」を象徴する出来事と言えるでしょう。吉沢さんが演じるのは、人前に出ることに恐怖を感じる「社交不安障害」に悩む高校生役。劇中では、感情豊かな全12曲を歌い上げる予定です。2020年に主演したミュージカル「プロデューサーズ」では「歌はもうこりごり」と再演を断っていたと報じられており、今回の挑戦には周囲も驚きを隠せないようです。

ブロードウェイミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」で主演が決定した俳優の吉沢亮ブロードウェイミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」で主演が決定した俳優の吉沢亮

三浦春馬さんの「遺志」を受け継ぐ新たな挑戦

今回の「ディア・エヴァン・ハンセン」への出演は、吉沢さんにとって単なるキャリアの挑戦以上の意味合いを持つようです。それは、同じ所属事務所アミューズの先輩であり、惜しまれつつもこの世を去った俳優・三浦春馬さんの「遺志」を引き継ぐものであると伝えられています。三浦さんは生前、ニューヨークまで足を運び同舞台を観劇し、日本での上演と出演を夢見ていました。吉沢さんもまた、三浦さんの影響を受けて現地でこのミュージカルを鑑賞しており、最近では「演じたい」と口にしていたといいます。この役を通じて、吉沢さんと三浦さんの友情秘話が改めて注目されることとなるでしょう。

「週刊文春」が報じる詳細情報と関連企画

「週刊文春」電子版では、8月6日(水)12時より、そして8月7日(木)発売の「週刊文春」本誌では、吉沢さんの『国宝』での役作りの舞台裏や、三浦春馬さんとの友情秘話、さらには三浦さんが亡くなる直前の行動などについて、より詳しく報じられています。また、渡辺謙さんや見上愛さんなどが出演する映画『国宝』の「非公式ガイド」として、計5ページ、5つの記事がまとめて公開されており、作品の多角的な魅力に迫る内容となっています。

今回の吉沢亮さんの「ディア・エヴァン・ハンセン」主演決定は、彼の俳優としての新たな境地を開くとともに、先輩・三浦春馬さんの想いを繋ぐ特別な舞台となることが期待されます。今後の詳細な情報や公演日程にも注目が集まります。


参考文献

  • 「週刊文春」編集部 (2025年8月14日・21日号). 吉沢亮、ブロードウェイミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」で主演決定!. 週刊文春. Source link