ジャーナリストの江川紹子氏が8日、自身のXを更新。広陵高校野球部で明らかになった暴力事案について言及した。
【写真】1回戦に勝利したのに まるで負けたかのような広陵ナインの雰囲気
全国高校野球選手権大会に出場中の同校は6日に今年1月に野球部寮内で暴力行為があったことを認め、被害生徒に謝罪する文書を発表。把握したと記した内容は4人の2年生が1人の1年生の部屋を個別に訪れて胸を叩くなどの行為。加害生徒4人が被害生徒に謝罪し、事件判明日から「1カ月以内に開催される公式戦に出場はできない」という指導もされたと説明。被害生徒は3月末で転校したとしている。日本高野連は同校に対し、3月に厳重注意措置の案件としたことを5日に発表していた。
江川氏は同校が暴力事案の経緯について説明し、謝罪したとの記事を引用。「この件で一番気になるのは、被害生徒が転校した、という点。なぜだったんでしょう…」と私見をつづった。
同校は7日に行われた1回戦で旭川志峯(北北海道)に3-1で勝利し、2回戦へ進出した。中井哲之監督は試合前、「反省するべきことは反省してきて、この大会を迎えています」などと暴力事案に初言及していた。